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ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

里山のサネカズラ(美男蔓)

2012年11月25日 | 日記




昨日は双眼鏡をもって市民の森に行きました。
出会った鳥はスズメ、ヒヨドリくらいでしたが、水路沿いの
藪の中からウグイスの地鳴きをはっきりと聞きました。

森の中に横に這うようにつるを伸したサネカズラは多かった
ですが、実はありませんでした。
杉の木に約7メートルもつるを巻きつけたサネカズラには
実が1個しかなく葉に隠れていました。

サネカズラの実を探すのを諦めかけていたら、足もとに
実がまとまって4個も垂れていました。
これだけ美しい球状の集合果を見るのは久しぶりでした。
昔サネカズラのつるから粘液をとって整髪剤に使ったそうで、
別名美男蔓(びなんかずら)と呼ばれます。

今年我が家の庭にサネカズラの稚樹を見つけました。
野鳥の落とし物から生えたに違いありません。
このまま育てて美しい実が成るのが楽しみですが、
図鑑を見たら雌雄異株とわかり、雌木であることを祈っています。


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里山に光るトキリマメ

2012年11月24日 | 日記




数年前に市民の森の外れの山で、藪の中に赤い実を見つけました。
帰って調べてみたらマメ科のトキリマメで、赤い莢(さや)の中
の黒い種子が光っていました。
その後市民の森を歩いてトキリマメを見つけて、それまでなぜ
気づかなかったのか不思議でした。

植物学者の多田先生は「赤と黒の二色作戦で鳥をだます」と
表現しています。
鳥は黒い種子を食べますが、食べてもそのまま体外に出て
しまうそうです。
鳥が体内から種子を落とすためトリキリマメは身近な山に意外に
多いことがわかりました。

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庭の小菊が3種

2012年11月23日 | 日記


菊の季節が過ぎようとしています。
庭の紺菊がフェンス沿いに咲くのを待っていたら、11月後半に
なってしまいました。
フェンス沿いは風が通るせいか庭の中に比べて開花が半月
も遅れました。
紺菊は野紺菊の園芸品種で青紫色の色合いが気に入っています。



庭に丁子(ちょうじ)咲きの白い小菊が咲いています。
数年前まで30株ほど咲きましたが、赤い小菊をそばに
植えたら環境が変わって数株に減ってしまいました。
ここ2,3年初夏に茎の先を虫に食われて花が咲きませんでした。
来年は場所を移して育てたいです。



赤い小菊は元気がよく気がついたら20株ほどに増えました。
草丈が1メートル以上になり茎が傾くので20株をまとめて
紐で巻いています。

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庭のコバノズイナと南天の紅葉

2012年11月23日 | 日記




庭にコバノズイナが紅葉しています。
4,5年前に花の管理人の知人のKさんからいただきました。
コバノズイナは樹高1メートルほどの落葉低木です。
いただいとき貧弱な木でしたが、5月に白い花が咲き
秋には紅葉して満足しています。
Kさんは会ったことはありませんが、大変植物に詳しく
花の管理人はだいぶ刺激を受けたようです。



庭の鉢植えの南天が紅葉しています。
南天は常緑低木で紅葉しませんが、鉢植えの南天は毎年紅葉し
やがて葉が落ちます。
鉢植えが紅葉するのは真夏の暑さと関係があるのではと
推測しています。
今年は実は成りませんが、紅葉が見られてよかったです。

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ピラカンサスとクサギの実

2012年11月22日 | 日記




散歩コースの県営住宅跡地は、ケヤキの大きさから30年以上
空き地のまま放置されているとみました。
空き地の中にピラカンサスの実が真っ赤に色づいていたので
近づいたら、クエッ、クエッという鳴き声を出して飛び去る鳥の声が
聞こえてきました。
久しぶりに聞くツグミの声で渡ってきたなと思いました。

ピラカンサスの実は年が明けてからヒヨドリが食べるはずですが、
ツグミがいたのは渡ってきた直後で木の実を探して近づいたに
違いないと思いました。

空き地にはクサギ(臭木)の成木がありました。
たぶん野鳥の落とし物から生えたのでしょう。
萼(がく)が赤く色づき星形に開いて、藍色の実が光っていました。
植物学者の多田先生は「赤と藍の二色効果で鳥の目を引く作戦」
と表現しています。
鳥はクサギの実を食べて種を散布する役割を果たしています。

臭木という名前からも、妖しい実の色からも長い間クサギを敬遠して
いましたが、いまでは身近な観察の対象になっています。



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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。