
四季の森公園の葦原のまわりを歩いていたら、赤とんぼが
木製の柵にとまっていました。
最初は2メートルからパチリ、だんだんカメラを近づけて
2,3枚撮ったとき、背後から人の足跡が聞こえてきました。
そばを人が通り過ぎたら、赤とんぼが飛んでいきました。
「ご免なさい」という女性の声がして足早に去りました。
公園でウォーキングをしているようでした。
ご免なさいという一言が私の心をさわやかにしました。


帰りに公園の時計を見たら、鰯雲(いわしぐも)が出ていて空は
澄み切っていました。
植物の写真ばかり撮っていましたが、
広い公園を歩いて鰯雲が見られてラッキーでした。
鰯雲を詠んだ加藤楸邨の句を紹介します。
鰯雲 人に告ぐべきことならず