ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

クチナシ(梔子)の実が色づいていました

2010年12月20日 | 日記


散歩コースの県営住宅跡地にあるクチナシの実は鮮やかに
色づいていました。
以前はキントンなどの染料に使われたそうです。
クチナシの実はほかでも見かけますが、これだけ鮮やかな実を
見るのは珍しいです。ほかの木の下で日陰になっていたのが幸い
しているようです。

この空き地には、ほかにムクロジ、センダン、ツルウメモドキ
などの樹木があり、よほどの植物好きが20年以上前に植えたに
違いありません。



クチナシは一重咲きと八重咲きがありますが、庭や公園では
実の成らない八重咲きが多いです。

クチナシといえば、渡哲也の「くちなしの花」を思い出しますが、
作詞者は八重咲きのクチナシのイメージからこの詩を書いたのでしょう。

以前、あるところで「くちなしの歌」のテンポはスローで暗いから
歌ったことがないと書いたら、ある友人からその歌はよく歌っていたと
メールをもらったことがあります。
その友人はいま病床にあり、このブログを読んでもらえないのが残念です。

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枇杷(びわ)の花が咲いていました

2010年12月19日 | 日記
ラジオ深夜便の12月17日の「誕生日の花」は枇杷の花でしたが、
今年はその時間帯は眠っていました。
花の少ない12月になると枇杷の花が気になります。
2週間ぶりに散歩に出て、畑にある枇杷の木に近寄って枇杷の花を
撮りました。

枇杷の花は堅い葉の中に花が咲いており目立たない地味な花です。
ここの枇杷は5月ごろに黄色い果実に袋を被せていたので、
食用にしていることがわかりましたが、枇杷の果実は収穫されないまま
放置されているのをよく見かけます。

5時直前のラジオ深夜便で「今日の誕生日の花」と「今日の一句」が
紹介されます。
昨年の「今日の一句」は
「たくましき葉の広がりや枇杷の花」(李由)でしたが、
今年の「今日の一句」は
「蜂のみが知る香放てり枇杷の花」(右城暮石)
いずれもあまり知られた俳人ではありませんが、
枇杷の花をよく観察しており、いい句だと思いました。

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ムクロジ(無患子)の実が色づいていました

2010年12月17日 | 日記


散歩コースにムクロジの高木があり、実が黄色く色づていました。
黄色い実の中には黒い種子が1個あり、家内の話では子どものころ
羽根突きの球に使ったそうです。
この実は硬いので野鳥は食べませんが、昔は洗剤として使ったといわれます。
高さ10メートルもあるムクロジが県営住宅跡地に生えているとは、
この住宅地が20年以上空き地のまま放置されていることを感じました。

近くの公園の中を歩いて帰ろうとしたら、ムクロジの実が道路に
散乱していました。
何事とあたりを見回したら、20メートル先の高台にあったムクロジが
造園業者の手で強く剪定され、木にはほとんど黄色い実がついて
いませんでした。
この公園は冬を迎えると、毎年造園業者に木の剪定を任せていますが、
ムクロジの剪定された姿を見て、ショックでした。



今日は2週間ぶりに散歩しました。
ムクロジの実を拾って果皮を剥いたら黒い種子が出てきました。
果皮がネバネバしていて、昔洗剤に使ったことに納得しました。


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オキザリス・バリアビリスが咲いています

2010年12月16日 | 日記
庭に咲く花は約200種あり、毎年開花時期を記録しています。
オキザリス・バリアビリスの開花は今年の記録によれば、
11月2日でした。
他の花がなくなったころに、クローバ-に似た青々とした葉の中に
咲くオキザリス・バリアビリスの真っ白な花は目立ってきます。

オキザリスは種類が多く、我が家でも5種類くらいあります。
オキザリスの特徴は花期が長いことです。
常時花を開かないで日差しを十分に受けないと花が開かないことが
長続きする要因になっています。

今朝ラジオを聴いていたら、ロウバイの香りするとの視聴者の声が
紹介されました。
庭のロウバイも花が2,3輪咲きましたが、今年はつぼみが少なく、
香りを感知するほどではありませんでした。

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庭のセンリョウ(千両)が赤と黄に色づきました

2010年12月14日 | 日記


庭の日当たりの少ないところにセンリョウ(千両)を植えていますが、
いま実が真っ赤に色づきました。
センリョウは直射日光を受けるとやや橙色になるので、
10年以上前に半日陰に植え替えました。

いつも正月の飾り物にセンリョウを使っています。
以前正月の前にヒヨドリに食べられて、ネットを張ったことがありますが、
ここ数年、ヒヨドリとの関係は良好です。



庭にはもう1本、黄色いセンリョウがあります。
花の管理人の話では、赤い実のセンリョウを植えたはずが、
黄色くなったということです。
以前、1本のセンリョウに赤い実と黄色い実が成って驚いたことがあります。
黄色い実の成るキノミセンリョウという別種を真鶴の公園で
見たことがありますが、庭のセンリョウはキノミセンリョウではなく
日当たりの少ない環境の影響で実が黄色くなるようです。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。