そば打ち日記

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蕎麦 はな

2011年11月28日 | そば打ち
広島県尾道市内のそば屋巡りを行っているが、把握している6軒の手打ちそば屋の内、既に4軒は訪問しているので、今回尾道市因島にある「蕎麦 はな」を訪れた。国道2号線尾道バイパスから「しまなみ海道」に入り、因島北ICで降りて367号線を東進し、317号線を南進すると因島水軍城入口に到達する。更に50m程行った所のJA尾道中庄支所があり、その前の橋を渡ってみかん畑の間を通り、細い路地を200m北へ行った所に「蕎麦 はな」はある。因島北ICから車で4分程で、玄関の右に4台程度の駐車場がある。


「蕎麦 はな」は普通の民家をそのまま使用しており、玄関を入った左の10畳間が客室で、右側に台所を改装した厨房と、その奥に居間を改装したそば打ち部屋がある。


本日の蕎麦は北海道産と新潟産の新そばを、玄蕎麦で仕入れて保冷庫で保存し、その都度石抜き磨き選別を行い、電動石臼(国光社製)で製粉したそば粉を使用している。


メニューは豊富にあり“もりそば、おろしそば、つけとろそば、鴨汁そば、卵とじそば、かけとろそば、鴨南蛮そば”その他一品料理“卵焼き、焼きみそ、そばがき、そば豆腐”や、甘味デザート等が用意されている。


そば屋巡りで定番の“もりそば”を注文し、暫く待っていると、竹笊に盛られた細打ちの綺麗な蕎麦が運ばれてきた。もちっとした弾力のある蕎麦は、数多くのそば屋巡りを行っていても、めったにお目にかかれないものである。


次に“おろしそば”を頂いた後そば湯が運ばれ、蕎麦クレープをサービスで御馳走になった。


御主人は数日間泊まり込みで、達磨・雪花山房のそば教室で高橋名人の指導を受け、そば打ちの腕を磨いたとのことである。「翁」や「達磨・雪花山房」の屋号を名乗っているお弟子さんと同様、自家製粉やそば汁に拘っているそば屋である。今日はお客さんが多かったようで、たまたま追い打ちを拝見させて頂くことが出来た。


昨年は高橋名人が四国に行かれた帰りに、因島に立ち寄り「蕎麦 はな」を訪れたそうです。


「蕎麦 はな」を訪れたのは開店の11時30分であったが、既にお客さんが1組来られており、御主人とお話をされている中で、「そばまつりとよひら」の内容が耳に入った。何処かで会ったことがある人なので、思い切って声を掛けたところ、達磨・雪花山房が開店した当初から、達磨・雪花山房のイベント等で、手伝いをされている世良さんであることが判明し、色々とお話を伺うことができ楽しい一時を過ごすことが出来た。

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