そば打ち日記

そばに関する話題を紹介

久し振りの製粉

2011年11月30日 | そば打ち
石臼を購入し電動化工事を行ってから、今日まで製粉作業を実施してきたが、そば粉を手で握った時に固まるような、肌理の細かいそば粉が良いそば粉と思い、石臼を調整しながら製粉作業を行って来た。上臼に20Kgの鉄板を載せ41Kgとしてみたり、石臼の回転数を色々変化させたり、丸抜きの投入量を増減させてみたが、製粉会社から購入するそば粉と大差無い物しか出来ないことが判った。

挽きたてのそば粉には多少の魅力はあるものの、製粉会社から毎週そば粉を取り寄せていれば、香りも良くまずまずのそば粉が入手でき、自家製粉は手間がかかるだけと感じるようになった。

本来直径31cm程度の石臼は手回し用であり、多少粗めのそば粉しか出来ないが、返って粗挽きの方が美味しいそば粉が出来ることもあるようだ。最近の蕎麦雑誌で紹介されているのは、手挽きがウリのそば屋が多いように思え、製粉作業を根本から変えて見ることにした。

そこで上臼の鉄板を取り外して原型とし、回転数を18~20rpmとして丸抜き投入量も増やし、多少粗挽き気味のそば粉を作ることにした。半年前に購入した丸抜きが冷凍庫にあったので、今回は試運転を兼ねて製粉作業を行った。出来あがったそば粉は40目で篩った結果、甘皮部分を除外し95%のそば粉を得たが、手触りは結構な粗挽き粉のようであった。

         


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