土竜(もぐら)打/今日の俳句 ≪第.1656号≫
■<2015年(平成27年)1月18日(日)>■
<池田名誉会長>
※光の言葉・幸福の曲※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月18日(日)付】
心に「希望の春」もつ人は強い
人生を、生きて生きて
生き抜くことである。
そのために、
絶対に「負けない」ことである。
自分も、一家も、組織も、
何ものにも負けず、
何ものをも乗り越え、
前へ前へと進んでいく。
その姿自体が勝利である。
☆ ☆ ☆
仏法の透徹した眼から見れば、
打ち続く苦難にも
一つ一つ深い意味がある。
大変な時にこそ、
無量の「心の財」を
積むことができる。
「蔵の財」も
「身の財」も大事である。
しかし、最後の最後まで勝ち切る力、
そして、人生の総仕上げを飾り、
未来永遠に
常楽我浄の生命の旅を
続けゆく力は、
「心の財」しかない。
すなわち、信心強き人こそ、
最も富める「心の長者」なのだ。
☆ ☆ ☆
希望そのものが
「生命の春」である。
心に「希望の春」をもつ人は
幸福である。
希望という「心の財」は、
無限に価値を生む。
最高の財産である。
☆ ☆ ☆
最後に勝てば、
「勝利の人生」である。
途中、どんなに悩み
苦しいことがあろうと、
最後の勝利を目指し、
歩み抜き、生き抜き、
今世を戦い抜くのだ。
自分一人ではない。
胸奥に生き続けている
近しい方々の分も
断じて勝つのだ!
我らに絶望は断じてない。
日蓮仏法の信仰は
永遠の希望の光源であるからだ。
冬空へと伸びるビル。左手に神戸港、中央には、神戸ポートタワーの赤が映える。
阪神・淡路大震災から5年後の2000年(平成12年)2月、池田名誉会長は兵庫池田文化会館から神戸の町並みを撮った。そこに暮らす人々に幸あれと祈りつつーー。
75回目の兵庫訪問だった。兵庫総会、関西創価学園生との記念撮影に出席。29日には、被害の最も大きかった地域の一つ・長田区へ。
「人生は戦いです。幸福になるための戦いです」「どうか朗らかに! そして忍耐をもって生き抜いていただきたい」--長田文化会館での励ましに、全兵庫、全関西の友が“心の復興”を誓った。
震災から20年。神戸は不死鳥のごとくよみがえった。心に希望のある限り、春はやってくる。
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※今日の俳句※
村中が小豆飯炊く土竜打ち
福島 勲
青竹のしたたかはねてもぐら打ち
佐藤桂子
土竜打つをりをり月の覗けり
山県爪青
※ 土竜(もぐら)打
土竜が畑を荒らすのを防ぐための一種の呪い。小正月に行われる子どもの行事として各地に残る。
棒や束ねた藁で地面を叩いたり、金盥を叩いたり、杵で土餅を搗いたり、土竜が嫌うとされる海鼠や、その代用品の槌を引っ張って回ったりする。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月18日(日)付】
さあ対話の最前線へ!
身近な友人を大切に
新しい友情を広げよう。
わが足元の地域から
仏縁と信頼を拡大!
2015年1月18日
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