和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

広宣譜46/小説「新・人間革命」

2015年01月15日 07時31分30秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 1月15日(木)より転載


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【広宣譜46】

 山本伸一は、「九州の歌」の歌詞を三番まで読み上げると、皆を見て言った。

 「九州には、気取りはいらないよ。そんなものは、一切かなぐり捨てて戦うんです。

 二番の歌詞の四行目を、私は『先駆の九州 いざ楽し』とした。これが大事なんです。

 広宣流布の活動には、生命の歓喜がある。題目を唱えれば唱えるほど、信心に励めば励むほど歓喜増益し、心は弾む。もちろん、苦しいことや悔しいことはあるが、信心の世界には、それに何倍も勝る喜びがある。

 楽しくて楽しくて仕方がないというのが学会活動です。決して悲壮感に満ちた世界ではありません。

 また、皆が楽しさを満喫して信心に励んでいくために、善知識である同志の連帯が、創価家族がある。家族ですから、悩みも、弱さも、ありのままの自分をさらけ出していいんです。上下の関係もありません。

 何でも語り合いながら、真心の温もりをもって互いに包み合い、励まし合っていく――それが創価家族なんです。

 人を励ませば、自分が強く、元気になる。人を包み込んでいけば、自分の境涯が、広く、大きくなる。仏道修行、学会活動は、自身を磨き鍛え、人生を楽しく、最高に価値あるものにしていくためにあるんです」

 励ましは、人を蘇生させ、心と心を結び、社会を活性化させていく草の根の力となる。

 伸一は、さらに歌詞に視線を注いだ。

 「三番に、『崩れぬ道』とあるのは、牧口先生、戸田先生の大精神を受け継ぎ、広宣流布に生きる、われら創価の師弟の道です。

 九州の皆さんが、学会を誹謗する僧たちによって、どんなに辛く、いやな思いをしてきたか、私はよく知っています。

 しかし、日蓮大聖人の正法正義を貫き通してきたのは学会です。正義なればこそ、魔は、さまざまな姿を現じて、競い起こって来る。したがって、何があろうが、一歩も退いてはならない。ますます意気軒昂に、一緒に創価の『正義の歴史』をつくっていこうよ!」



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粥杖/今日の俳句 ≪第.1653号≫

2015年01月15日 07時07分11秒 | 今日の俳句


■<2015年(平成27年)1月15日(木)>■



     ◆経済好循環の加速を◆

【公明新聞:2015年1月14日(水)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150114_15964



     賃金アップ、子育て支援充実も
     福岡、京都の新春の集いで山口代表



【写真】党福岡県本部の「新春の集い」であいさつする山口代表=13日 福岡市


公明党の山口那津男代表は13日、福岡市で開かれた党福岡県本部(木庭健太郎代表)主催の「新春の集い」に出席し、あいさつした。これには公明党の江田康幸、濱地雅一、吉田宣弘の各衆院議員、秋野公造参院議員のほか、小川洋県知事、高島宗一郎・福岡市長ら多数の来賓が出席した。

山口代表は、昨年の衆院選の結果に言及し、比例九州・沖縄ブロックでの“悲願の4議席”獲得と、福岡県が得票率、絶対得票率ともに全国1位を達成したことに深く謝意を表明した。

一方、自公連立政権の経済政策により、「景気は緩やかに回復している」と述べた上で、企業収益の増大が賃金引き上げなどに結び付く「経済の好循環」を加速させる考えを示した。

また、優先課題として、子育て支援の充実による女性の活躍促進や、介護分野で働く人の処遇改善、若者の雇用確保などを進めると力説。こうした取り組みが地方の基盤強化につながるとし、「本腰を入れて『人が生きる地方創生』を推進する」と強調した。


党京都府本部の新春年賀会であいさつする山口代表=13日 京都市党京都府本部(竹内譲代表=衆院議員)は同日夜、京都市内で新春年賀会を盛大に開催し、山口代表をはじめ、竹内府代表、浮島智子衆院議員や山本香苗参院議員らが出席。山田啓二府知事、門川大作市長、自民党国会議員ら多数の来賓が参加した。

山口代表は、京都市が年間観光客数5000万人を超える観光都市であることに触れ、「京都の豊かな文化財を生かし、関西全域に観光の流れを行き渡らせ、地方創生をけん引して欲しい」と強調。成長戦略の重要分野の一つである観光振興の重要性を訴えた。

竹内府代表は「景気回復の実感を全国津々浦々にまで届けるカギを握っているのは地方議員」と述べ、林まさき府議(府議選予定候補)、青野ひとし市議、西山のぶまさ党市地域政策委員長(ともに市議選予定候補)らを紹介。統一地方選での支援を訴えた。

 



    ※今日の俳句※


  粥杖を祝はれし戸に落首かな
     安斉桜碑子


  丸餅も小豆も好きで粥柱
     町 春草


  粥占や版木古りたる神事帖
     渡辺叶夫



※ 粥杖・粥の木・祝棒。
 正月十五日の粥を煮る時竈にくべた燃えさしや、年木の一部を削った杖。女の尻を打つと男児を産む。あるいは子が多いという俗信があった。
 春の木は、生産の呪力を秘めていると考えられたからで、この木が成木責めや鳥追いに用いられるのも、同じ信仰に基づく。
→小豆粥・成木責。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月15日(木)付】


  苦難にぶつかった時が

  宿命転換のチャンスだ。

  「冬は必ず春となる」

  信心を貫いた人は

  必ず幸福の大境涯に!


      2015年1月15日



      ※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月15日(木)付】


壮年の手帳には、黄ばんだ“一枚の手紙”が挟まれていた。35年前の1月14日の出来事を報じた手紙だ



1980年の同日、四国の同志1000人を乗せた客船が、池田名誉会長の待つ横浜港へ。当時、大1次宗門事件の嵐が吹き荒れていた。事件の根は、名誉会長と会員の絆を分断しようとする謀略にあった。そのさなか、「師弟の絆は何ものにも壊されない!」と宣言する一途な行動だった



名誉会長は桟橋で迎えた。「これで勝った! 21世紀が見えた!」。先の壮年は、この航海を伝えた15・16日付の本紙にがくぜんとした。当時、名誉会長の行動は厳しく制約されており、その姿が載っていない。憤りを覚えた。「怒りを忘れないため」、本紙を折って手帳に挟んだ



日本人の傾向を「『深く静かに怒ること』ができない。まことに彼らは、『永久に深遠に怒ること』が、いかに正しく崇高なことかさえ知らない」と戒めたのは、内村鑑三であった。(『聖書之研究』(大正13年4月10日)。御書に「瞋恚は善悪に通ずる」(584ページ)と仰せのように、「正義の怒り」は「正義の歴史」をつくるエンジンとなる



壮年は、5年前、あの航海から30年をもって、手帳から紙を外した。だが、「いざ」という時に立つ誓いは、心に刻み続ける。(側)




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