和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

広宣譜51/小説「新・人間革命」

2015年01月21日 09時51分06秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 1月21日(水)より転載


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【広宣譜51】

 広宣流布をいかに進めるかは、各地域によって異なってこよう。たとえば、人口過密な大都市と、過疎の山村や離島とでは、人びとの生活や人間関係等にも違いがある。その実情に即して、仏法理解の進め方、学会活動の在り方を、考えていかねばならない。

 日蓮大聖人は、「其の国の仏法は貴辺にまか(任)せたてまつり候ぞ」(御書一四六七頁)と仰せである。そこに暮らす人びとが、わが地域の広宣流布の責任をもつのだ。

 地域に応じて、活動の進め方は異なっても、広布を推進する根本原理に変わりはない。

 第一に大切なことは、なんとしても、この地域を広宣流布していこうという「決意」である。自分が広布に一人立って、わが手で、この地域を幸福の園にしようという一念と行動がなければ、何年、何十年たとうが、何一つ現状を変えることはできない。

 第二に、学会員が地域で「信頼」を勝ち得ていくことだ。信頼という土壌が耕されてこそ対話も実る。信頼は人間関係の基である。

 第三には、各人が信仰の「実証」を示し切っていくことである。経済革命や病の克服、和楽の家庭の建設などは、当然、大事な実証となる。また、さまざまな人生の試練に出遭っても、それに負けない強い心を培い、人格を磨き、誰からも好かれ、尊敬される人になっていくことは、黄金の輝きを放つ実証といってよい。

 この「決意」「信頼」「実証」をもって前進するなかに、地域広布の大道が開かれるのだ。

 山本伸一は、懇談会で語った。

 「今回の訪問で、私は鳥取広布の新時代を開きます。真剣勝負で戦います。明日は、県内の会員の皆さんと一緒に、地域広布を祈願する勤行会を行いたいと思います。参加できる方は、全員、いらしてください。すべての会員の方々とお会いしたいんです。

 どうか、皆さんの手で、日本一団結の強い、功徳にあふれた鳥取をつくってください」

 懇談会は終わった。しかし、それは、更なる懇談の始まりであった。


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ねぎ/今日の俳句 ≪第.1659号≫

2015年01月21日 06時44分19秒 | 今日の俳句

■<2015年(平成27年)1月21日(水)>■



     ◆軽減税率 制度設計急ぐ◆




【公明新聞:2015年1月19日(月)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150119_16002



     政府・与党が方針確認
     来年度予算案
  




【写真】来年度予算案の年度内成立をめざす方針を確認した政府・与党協議会=19日 国会内

 政府と自民、公明の与党両党は19日昼、国会内で協議会を開き、2015年度予算案について年度内(3月末)成立をめざす方針を確認した。

 席上、公明党の井上義久幹事長は、26日召集の通常国会で14年度補正予算案と15年度予算案、税制改正や地方創生の関連法案などについて、着実に成立を期すと力説。昨年12月に交わした自公連立政権合意を踏まえ、「しっかり議論し、幅広いコンセンサス(合意)を得るため、丁寧な国会運営に配慮していかなければならない」と強調した。

 また、統一地方選が4月に実施されることも踏まえ、予算の早期成立を図ることなどで「統一地方選の(候補者に)追い風となるような国会運営をしていきたい」と述べた。

 一方、菅義偉官房長官は、15年度予算案の国会提出時期について、当初想定されていた2月13日よりも早い提出を検討していることを表明。さらに「『経済最優先』で、14年度補正予算案と15年度予算案や多くの法案があるので、しっかり説明責任を果たしていきたい」と述べた。

 協議会には、公明党の大口善徳国会対策委員長、魚住裕一郎参院会長、西田実仁参院幹事長が出席した。



     ※今日の俳句※


  武蔵野や流れをはさみ葱白菜
       臼田亜浪


  葱植ゑて余生を住むによき島や
       山崎房子


  下仁田の土をこぼして葱届く
       鈴木真砂女



※ 葱・葱(き)・一文字・根深・葉葱・葱畑。
 ゆり科の多年草。独特の香りと辛みがあり、日本料理には欠かせない重要蔬菜。中空で細長い緑の葉と、多数の葉鞘が重なった白い部分戸を食べる。
 一般的に、関東では根深と称し葉鞘の部分を地中に深く作り、関西では葉葱と称して葉を長く作る。年中獲れるが、旬は冬。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月21日(水)付】

  
  「ありがとう」の

  言葉を大切に!

  感謝の思いが

  自分の心を豊かにし

  周囲にも喜びを広げる。


      2015年1月21日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月21日(水)付】

NHKの連続テレビ小説「マッサン」の舞台は大阪から北海道へ。国産ウイスキー造りに挑むドラマは、佳境に入っていく



主人公のモデル、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏は北海道・余市町に蒸留所を築くにあたり、一人の男を迎え入れた。樽造り名人の小松崎興四郎氏。ウイスキー製造に欠かせない洋樽作りを託したのだ



洋樽は何枚もの板を合わせ、鉄の輪をかけて固定するが、何度か再利用すると、木の収縮により“狂い”が生じる。だが、この名人の樽は何十年使ってもガタがこなかったという



なぜ狂わないのかーー秘訣を聞いた評論家の草柳大蔵氏に、小松崎氏は意外な言葉を返した。「“名人芸”よりも仕事の堅いこと、精神の堅いことが必要」「親方とか上に立つものは、身体で堅いところを示さないといけない。隙をみせたら、工場の中はそこから崩れてゆく」(『現代の名人』現代人社)



国内の洋樽作りは、今もほとんどが手作業。若い職人は、親方と一緒に働く中で技術を習得するしかないという。リーダーが隙を見せず、身体で示さねばならないことは、今も昔も変わらない。後継者を育てる側に不可欠なのは「真剣」と「誠実」。技術はその次。営々たる労作業によって、崩れぬ人材の城は築かれる。(潔)


                                               


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