和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

広宣譜39/小説「新・人間革命」

2015年01月07日 19時24分32秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 1月7日(水)より転載


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【広宣譜39】

 山本伸一は、旭日・千葉の同志が、地域に人間共和の都を築き、二十一世紀の“広布のモデル県”をつくり上げていくことを、強く念願していた。そのためにも、皆が、新しい使命に目覚め立つ、出発の歌が必要であると思ったのである。

 また、千葉県では、以前から、宗門の僧による学会への攻撃が執拗を極め、とどまるところを知らなかった。北総地域の寺では、住職が御講などの席で、「学会は謗法である。学会では成仏できない」と批判し続け、学会員の通夜には行かないと言いだしていた。

 信心していない親戚からは、「学会の信心をやめろ」と言われ、涙ながらに苦しい胸のうちを幹部に訴える人があとを絶たなかった。

 安房地域では、まだ会館がないために、寺を借りて会合を開くことがあった。会合では「人間革命の歌」を合唱した。その時には、広宣流布誓願の決意を固め合う意味から、皆が立って御本尊に向かい、手拍子を打たずに合唱するようにしていた。それを見ていた、寺の住職は、学会の幹部に、こう言い放った。

 「歌詞に『君も立て 我も立つ』とある。御本尊に向かって『君も立て』とは何事か。御本尊に命令することになる。『人間革命の歌』を御本尊に向かって歌うのは間違いだ」

 この一節は、広宣流布の使命に生きる同志が、互いに決意を鼓舞し合い、前進していくための呼びかけであることは自明である。住職の指摘は、支離滅裂な言いがかり以外の何ものでもなかった。皆、強い憤りを覚えた。

 この住職は口を開けば、「学会は謗法だ。謗法がどんなに弘まろうと広宣流布ではない」などと発言していた。しかし、住職自身が折伏に邁進し、広宣流布に励む姿を見た人はいなかった。つまり自らは修行の根本である折伏もせず、命がけで弘教に挺身してきた学会員を謗法と罵り、広宣流布への誓いを込めて合唱することは間違いだというのだ。

 広布破壊の魔の働きであると見破った同志たちは、“断じて負けまい”と誓い、意気揚々と学会活動に励んできた。


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鏡餅/今日の俳句 ≪第.1645号≫

2015年01月07日 06時44分54秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)1月7日(水)>■



     ◆アルゼンチン2都市で「希望の種子」展 池田大作SGI会長に顕彰◆

【聖教新聞:2015年1月6日(火)付】
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2015/01/1216190_5055.html


【写真】SGI会長を「卓越した人物」と讃えるサンマルティンデロスアンデス市議会の決議書と証書が、フェルナンデス市長(右端)からSGIの代表に託された(12月6日、同市内で)


 南米アルゼンチン共和国のネウケン州・サンマルティンデロスアンデス市(フアン・カルロス・フェルナンデス市長)と、ブエノスアイレス州・ヘネラルラバジェ市(マルセラ・パッソ市長)で、環境保全を訴える展示「希望の種子――持続可能性のビジョンと変革へのステップ」が行われた。
これを記念し、両都市から池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に顕彰が贈られた。世界の調和に対する長年の貢献を讃えるもの。授与式はそれぞれ12月6日と7日に、両市内で盛大に開かれた。

             ◇

 環境展示「希望の種子」展は、SGIと地球憲章インタナショナルが共同企画・制作したもの。池田SGI会長が提唱した環境教育のステップ「①現状を知り、学ぶ②生き方を見直す③行動に踏み出す」に沿った構成で、“草の根の行動”の大切さを伝えている。

 ヘネラルラバジェ市では昨年8月下旬から、サンマルティンデロスアンデス市では11月上旬から同展を開催。多くの市民が来場し「環境の改善に必要なことは、一人一人の意識変革であると確信しました」「自然との共生といっても、人間の側から始まることを学びました」といった声が寄せられた。
また同展では、SGI会長の哲理も紹介されており、人間と環境の調和を促す思想に大きな共感が広がった。

 それぞれの市で行われた授与式には両市長らが出席。ヘネラルラバジェ市から「傑出した人物」と「民衆の友」の称号が、サンマルティンデロスアンデス市議会から「卓越した人物」証が贈られた。

 ヘネラルラバジェ市のパッソ市長は「今回の展示で、池田博士の偉業を知ることができました。博士のリーダーシップのもと、良き隣人、そして良き市民として、地域社会の再生のために努力を重ねるSGIの皆さまに感謝します」と述べた。

 サンマルティンデロスアンデス市のフェルナンデス市長は、こう語った。「平和という人類の目標を達成するには、一人一人が行動を起こす以外にないと訴える『希望の種子』展は非常に有意義なものでした。そして、池田博士こそ、人々の心の中に希望と勇気を灯すために尽力されてきた方なのです!」



     ※今日の俳句※


  鏡餅にレモンを据ゑて中年なり
         沢木欣一


  鏡餅の内なる声を聴かむとす
         山田みづえ


  瞑(めつむ)らねばみえぬもの在り鏡餅
         河原枇杷男



※ 鏡餅・飾餅・具足餅・鎧餅。
 神仏に供え、または古例に用いる円形で扁平な持ちをいう。鏡のように丸いことから鏡餅という、という説がある。
 大小二個の餅を重ねて正月に神前に供え、古くはそれを歯固めに用いた。後に床飾りとして発達し、武家時代には床の間に甲冑を飾り、その前に供えた。これを具足餅や鎧餅といった。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月7日(水)付】

  
  希望光る朝の出発は

  さわやかな挨拶から!

  わが振る舞いで

  地域や職場の友に

  躍動の息吹を送れ


      2015年1月7日



     ※北斗七星※
【公明新聞:2015年(平成27年)1月7日(水)付】


仕事始めの日に高校時代の同級生から便りが届いた。中小企業経営と地域の世話役に奮闘する彼との交流が深まったのは10年前。地域の問題で相談事があると聞き、地元の公明市議を紹介したのがきっかけだった



親身になって問題解決に取り組んだ市議の行動に共感を覚えた友は、以来、折に触れてエールを送ってくれるようになった。今回も「現場に行き声を聞いても、現場を把握する力と当事者能力(事に当たって解決する力)がなければ意味がない。公明党の議員には、その力がある。今年も現場第一の公明党に期待している」と



議員一人の存在がいかに大きいかを教えてくれたメッセージに心が躍った。期待の大きさ、責任の重さに身の引き締まる思いがした。当事者と傍観者とでは責任は全く違う。議員は安心と希望をもたらす政治の当事者だ



公明党には議員3000人のネットワークがある。死力を尽くして襷をつなぐ駅伝と同じく、一人の議員の現場力アップは、想像を超える総合力、ネットワークの力となって結実していく。新しい年の出発に当たり、この一点を心したい



友の便りには世界の超一流企業GEを指揮したジャック・ウエルチ氏の言葉もあった。「変化の時代には現場主義こそがすべてを制する。GEの成功は現場主義を徹底したことにある」(鈴)



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