和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

青木の実/今日の俳句 ≪第.1627号≫

2014年12月20日 06時33分40秒 | 今日の俳句

☆★☆*≪第161927号》☆彡★……☆★☆
 2014年(平成26年)12月20日(土)
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    ◆福島産業拠点実現へ始動◆
    
 
【公明新聞:2014年12月19日(金)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141219_15796




【写真】イノベーション・コースト構想推進会議の初会合であいさつする高木座長(中央左)、内堀知事(同右)ら=18日 福島市


【写真】イノベーション・コーストのイメージ



   先端技術集積し、浜通り再生
   高木副大臣を座長に構想推進会議が初会合
  

 イノベーション・コースト構想のイメージ東京電力福島第1原発事故で雇用が失われた、福島県沿岸部の浜通り地域に原発廃炉やロボット開発など多様な先端産業を集め、地域の再生をめざす「イノベーション・コースト構想」が実現に向けて動き出した。高木陽介経済産業副大臣(公明党)を座長とした国、県、市町村、有識者でつくる同構想推進会議は18日、福島市で初会合を開いた。

 推進会議では、構想の実現へ省庁や有識者が技術的な課題を話し合う検討会や、市町村ごとの議論内容を共有・調整。地域特性を生かしながら、浜通りが一丸となって構想を具体化するのが狙い。内堀雅雄県知事や、市町村長らが出席し、活発に意見を交わした。

 参加者からは、浜通りで盛んな農林水産業の復興が道半ばであるとの指摘が相次ぎ、「特に水産業は、いまだ試験操業の状態だ。関係者が将来を見通せるような取り組みが必要だ」(相馬市)など、1次産業に目配りして同構想を進めるべきとの意見が出た。

 また、「各市町村が産業の誘致合戦に陥らないよう、全体観に立って進めてほしい」との声や、「産業振興を進めるのと同時に、地域の未来を見据えて若手人材の育成を進めてはどうか」という提案もあった。

 終了後、高木座長は、「これまでの復興事業は、マイナスをゼロにすることばかりだったが、今後はイノベーション・コースト構想でプラスに転換していく。それが被災者の希望につながる」との考えを示した。

  イノベーション・コースト構想は、赤羽一嘉経産副大臣(当時、公明党)を座長とした研究会が今年6月に全体像を取りまとめたもの。すでに着手している事業もある。第2次安倍改造内閣発足に伴い、高木副大臣へとバトンをつないだ9月には、廃炉用ロボットの実証試験施設が着工した。来年度予算概算要求では、関連費用として200億円が計上されている。

 同構想について公明党は、先に行われた衆院選の重点政策で「早期具体化に向けて、政府一体での取り組みを推進する」と明記し、強く推進している。



     地域復興へ希望の光

        ◆福島県知事 内堀 雅雄氏



 イノベーション・コースト構想は、浜通り地域の「産業振興」「雇用創出」に向けたエンジンとなるものであり、まさに“希望の光”とも言えるものである。

 赤羽前経産副大臣が設置した研究会で検討が始まり、現場の声を踏まえ6月に報告書が取りまとめられた。そして、高木経産副大臣が座長の推進会議で、いよいよ構想の早期具体化に向けた議論が始まった。

 この構想を通じて、浜通り地域が世界から注目される復興を成し遂げることが、県全体の復興再生につながる。政府・与党と連携しつつ、構想を現実のものとし、福島の明るい未来を切り開いていく決意だ。






  ■※今日の俳句※■
  

  青木の実朱をこぞりたり家低く
        志摩芳次郎


  磐座(いわくら)は常濡るる石青木の実
        山田みづえ
  

  みささぎの木立かくれに青木の実
        岡本虹村



※ 青木の実。
 青木はミズキ科の常緑低木で普通その実をさす。代表的なものは鹿児島県原産の温州蜜柑で、暖地に広く栽培される。早いものは秋から収穫され、冬の果物の王座を占めている。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





    ※わが友に贈る※
    

  火災に厳重注意!

  可燃物は整理整頓し

  暖房器具やコンロ等の

  消し忘れに気を付けよ。

  多忙な年末を無事故で!
  

      2014年12月20日



    ※名字の言※


東京駅といえば、赤れんがの「丸の内駅舎」を思い浮かべる人も多いだろう。JRだけでも一日平均100万人もの人が行き交い、“利用され続ける国重要文化財”が、きょう開業100年を迎える



2年前まで同駅では、創建当時の姿に戻す復元工事が行われていた。だが、姿形を元通りにするだけではない。創建時の意匠を生かしつつ、現代が求める利便性や、災害時の安全性を満たす未来性も重視した



「原点を忘れない」ことと、「未来を志向する」ことは、矛盾するようだが決してそうではない。東日本大震災で被災し、今も、元の生活には戻れない避難生活を送る多宝会の先輩が言っていた。「悩みに負けない人生を築けるなら、と入会した。信心して50年。ああ、願いの通りになったなという感謝の毎日です」



信心に巡り合えた喜びと決意の「原点」を胸に、希望の未来へと歩んでいく。その生き方が揺るがなければ、人世という旅の途中の試練も、“難こそ誉れ”の確信に変わる。そんな確かな一歩一歩を進んでいる気高さを、先輩の言葉に感じた



先日、東京駅で列車の起点となる標識「0キロポスト」を見た。しみじみと思った。常に原点から出発する日々を営々と重ねる中に、偉大な歴史は築かれる、と。(代)


【聖教新聞:2014年12月20日(土)付】



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