【西田昌司】憲法九条の真実、安保法制採決の混迷を機に振り返る[桜H27/9/18]
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 9月19日(土)より転載】
【勝利島51】
奄美の同志は、さまざまな圧迫に押しつぶされそうになりながらも、自らを鼓舞し、人びとの幸福と島の繁栄を願って広宣流布に生き抜いてきた。山本伸一は、その姿に仏を見る思いがしていた。その生き方のなかにこそ、現代における不軽菩薩の実践もあると、彼は強く確信していた。
奄美からは、有志で制作したという「奄美広布の歌」のカセットテープと譜面も届けられていた。すぐに歌を聴いた。
久遠の誓いを胸に、島の広布に生きる力強さがみなぎる歌であった。伸一の脳裏には、奄美の人びとの歓喜の笑みが、決意に燃える瞳が、精悍な顔が浮かんだ。
また、奄美群島の徳之島では、「奄美の日」記念行事の一環として、創価学会青年部主催の文化祭が盛大に開催され、地域に大きな反響を広げたとの報告も届いていた。
伸一は、すぐにペンを執った。
「奄美の日、おめでとうございます。
皆さんの『奄美広布決議』を拝見しました。二十日には徳之島での文化祭も見事な成果を収めたとのこと。はつらつとした皆さんの躍動の姿を嬉しく思います。
決議文は御本尊様にお供えしました。それに対する私の気持ちを申し上げます。
『ああ 雄々しき哉 奄美創価学会の友
ああ 逞しき哉 奄美共戦の地涌の友
ああ 奄美の同志の決議を 宝前に捧げ
我もまた 君らと共に
君らを守りながら 戦うを誓う』
大切な、かわいい奄美のお友達のご健康と幸せを心から祈念して、私のメッセージといたします」
彼は、同志の決意を大切にしていた。「意を決める」ことから、行動が生まれ、努力が生まれ、忍耐が生まれ、勝利が生まれる。決意は、大願成就への種子であるからだ。
ゆえに彼は、皆の決意には、最大の真心と誠実をもって応えていったのである。
師弟共戦がもたらす歓喜の発光は、広宣流布を阻む、いかなる暗雲をも打ち破る。
【安保法制 国会】民主党を粉砕した「ぐうの音」も出ない演説!赤羽一嘉(公明)
≪2015年(平成27年)9月19日(土)長月≫(旧暦8/7)
芭蕉にも思はせぶりの欝金哉 上島 鬼貫
薬園の欝金の花の夜も匂ふ 寺田 木公
野の道は曲りつ欝金の花ざかり 中田 ゆき
時雨馳せうこんの花のさかりなる 大野 林火
※ 熱帯アジア原産のショウガ科の多年草。琉球・台湾には自生し、九州の種子島に自生状態のものが見られる。高さ四〇~五〇センチ(約一尺三寸~一尺七寸)ばかり。根茎は多肉で肥厚し、楕円形の枝を分かち、黄色をしている。
長い柄をもった楕円形の葉は、数枚二列に互列し、長さ四〇センチ(一尺三寸)ぐらい。秋に茎頂の葉の間から、二〇センチ(約七寸)ほどの花穂を伸ばし、花を開く。花穂は多数の大きな緑白色の包葉をもち、上部の包葉は淡紅色。花は淡黄色で、一つの包に三~四花をつけ、下から順次に咲く。
根茎は黄色素クルクミン・精油・澱粉・少量の脂肪油をふくみ、昔は欝金染めといって、絹または綿布の黄色染料、また、漢方の止血薬としても用いた。今日でも薬用、カレー粉の原料とするほか、食品の着色や香辛料として用途がひろい。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※わが友に贈る※
教学試験に挑む友に
真心のエールを!
人材育成の王道は
共に学び合うことだ。
行学練磨の青春たれ!
2015年9月19日
※☆*寸 鉄*※
創価三代の教育哲学と理念は私たちの指標ー教授(スペイン)。幸福の人生開く道は燦然
◇
腹を決められない者は、何事にも大成はしないー作家(カーライル)。誓願に生きる誉れ
◇
御聖訓「一念三千は抜苦与楽なり」。幹部は激励名人たれ。同志の為に動け
◇
年間訪日外国人が現時点で最高数を更新と。観光立国へ公明よ後押し更に
◇
大型連休(ゴールデンウィーク)スタート。友情結ぶ語らいの好機(チャンス)。絶対無事故で有意義な一時を
※名字の言※
向田邦子さんのエッセーは、何げないエピソードの中に味わい深い人生の機微がにじみ出ていて、引き込まれてしまう
▼
彼女が脚本家の駆け出しだった時の話。山道のセットで使う植木代が、自身の脚本料と同額だった。以来、「私の書くものには、滅多に木が出てこない」と書いている。(『夜中の薔薇』講談社)。だが、木を書かない理由は、本当は費用の問題ではなかった
▼
父が転勤族だった向田さんは、子ども時代、家の庭で木が育っていく過程を見る機会がなかった。自分と一緒に成長し、悩みにつぶされそうな時に抱きついて泣く、“心の故郷”となるような大木がない、と真の理由をつづっている
▼
人間は、木の存在に人生を重ねるものらしい。先日、東日本大震災の被災地で、復興への願いを込めた植樹式が行われた。司会はプロに思われる女性。式典はよどみなく進み、植えた木に、地元の子らが水をやる場面に移った。「ではどうぞ」と合図を発した直後、司会の女性は涙声で叫んだ。「大きく育ってね!」。未来を託す子どもたちへの思いがあふれ出たのだろう
▼
少しの風に揺れる若木でも、大樹と育てば嵐にも耐えられる。われも人も、木のように忍耐強く、わが使命の陣地を守り、大きく成長しゆく人生でありたい。(代)
【聖教新聞:2015年(平成27年)9月19日(土)付】
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教 学 入 門
世界宗教の仏法を学ぶ
【「(教学入門/創価学会教学部編)聖教新聞社刊」より抜粋】
第1部 日蓮大聖人の仏法(1)
第3章 信仰と実践
〔1〕三証
〔2〕信行学
ここでは、私たちが日蓮大聖人の仏法を実践していくうえでの三つの基本ーー信・行・学について学びます。
自身の生命の変革を目指す、日蓮大聖人の仏法における修業の基本は、「新・行・学」です。このうち、「新」は、末法の正法である大聖人の仏法、なかんずくその究極である御本尊を信ずることです。この「信」こそ、仏道修行の出発点であり、帰着点です。「行」は、生命を変革し、開拓していく具体的実践です。「学」は、教えを学び求める研鑽であり、正しい信心と実践への指針を与え、「行」を助け、「信」をより深いものにさせる力となります。
この三つのどれが欠けても、正しい仏道修行にはなりません。
「諸法実相抄」には「信・行・学」の在り方を次のように示されています。
「一閻浮提第一の御本尊を信じさせ給え、あいかまえてあいかまえて、信心つよく候うて、三仏の守護をこうむらせ給うべし。行学の二道をはげみ候べし。行学たえ(絶)なば仏法はあるべからず。我もいたし、人をも強化(きょうけ)候え。行学は信心よりおこるべく候。力あらば、一文一句なりともかた(談)らせ給うべし」(1361頁、通解ーー世界第一の御本尊を信じなさい。よくよく心して、信心を強く持って、釈迦仏・多宝仏・十方の諸仏の守護を得ていきなさい。行学の両面の修業を励んでいきなさい。行学が絶えたところに仏法はありません。自分も実践し、人にも教え、導いていきなさい。行学は信心から起こるのです。力があるなら、一文一句でも語っていきなさい)
芭蕉にも思はせぶりの欝金哉 上島 鬼貫
薬園の欝金の花の夜も匂ふ 寺田 木公
野の道は曲りつ欝金の花ざかり 中田 ゆき
時雨馳せうこんの花のさかりなる 大野 林火
※ 熱帯アジア原産のショウガ科の多年草。琉球・台湾には自生し、九州の種子島に自生状態のものが見られる。高さ四〇~五〇センチ(約一尺三寸~一尺七寸)ばかり。根茎は多肉で肥厚し、楕円形の枝を分かち、黄色をしている。
長い柄をもった楕円形の葉は、数枚二列に互列し、長さ四〇センチ(一尺三寸)ぐらい。秋に茎頂の葉の間から、二〇センチ(約七寸)ほどの花穂を伸ばし、花を開く。花穂は多数の大きな緑白色の包葉をもち、上部の包葉は淡紅色。花は淡黄色で、一つの包に三~四花をつけ、下から順次に咲く。
根茎は黄色素クルクミン・精油・澱粉・少量の脂肪油をふくみ、昔は欝金染めといって、絹または綿布の黄色染料、また、漢方の止血薬としても用いた。今日でも薬用、カレー粉の原料とするほか、食品の着色や香辛料として用途がひろい。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※わが友に贈る※
教学試験に挑む友に
真心のエールを!
人材育成の王道は
共に学び合うことだ。
行学練磨の青春たれ!
2015年9月19日
※☆*寸 鉄*※
創価三代の教育哲学と理念は私たちの指標ー教授(スペイン)。幸福の人生開く道は燦然
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腹を決められない者は、何事にも大成はしないー作家(カーライル)。誓願に生きる誉れ
◇
御聖訓「一念三千は抜苦与楽なり」。幹部は激励名人たれ。同志の為に動け
◇
年間訪日外国人が現時点で最高数を更新と。観光立国へ公明よ後押し更に
◇
大型連休(ゴールデンウィーク)スタート。友情結ぶ語らいの好機(チャンス)。絶対無事故で有意義な一時を
※名字の言※
向田邦子さんのエッセーは、何げないエピソードの中に味わい深い人生の機微がにじみ出ていて、引き込まれてしまう
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彼女が脚本家の駆け出しだった時の話。山道のセットで使う植木代が、自身の脚本料と同額だった。以来、「私の書くものには、滅多に木が出てこない」と書いている。(『夜中の薔薇』講談社)。だが、木を書かない理由は、本当は費用の問題ではなかった
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父が転勤族だった向田さんは、子ども時代、家の庭で木が育っていく過程を見る機会がなかった。自分と一緒に成長し、悩みにつぶされそうな時に抱きついて泣く、“心の故郷”となるような大木がない、と真の理由をつづっている
▼
人間は、木の存在に人生を重ねるものらしい。先日、東日本大震災の被災地で、復興への願いを込めた植樹式が行われた。司会はプロに思われる女性。式典はよどみなく進み、植えた木に、地元の子らが水をやる場面に移った。「ではどうぞ」と合図を発した直後、司会の女性は涙声で叫んだ。「大きく育ってね!」。未来を託す子どもたちへの思いがあふれ出たのだろう
▼
少しの風に揺れる若木でも、大樹と育てば嵐にも耐えられる。われも人も、木のように忍耐強く、わが使命の陣地を守り、大きく成長しゆく人生でありたい。(代)
【聖教新聞:2015年(平成27年)9月19日(土)付】
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教 学 入 門
世界宗教の仏法を学ぶ
【「(教学入門/創価学会教学部編)聖教新聞社刊」より抜粋】
第1部 日蓮大聖人の仏法(1)
第3章 信仰と実践
〔1〕三証
〔2〕信行学
ここでは、私たちが日蓮大聖人の仏法を実践していくうえでの三つの基本ーー信・行・学について学びます。
自身の生命の変革を目指す、日蓮大聖人の仏法における修業の基本は、「新・行・学」です。このうち、「新」は、末法の正法である大聖人の仏法、なかんずくその究極である御本尊を信ずることです。この「信」こそ、仏道修行の出発点であり、帰着点です。「行」は、生命を変革し、開拓していく具体的実践です。「学」は、教えを学び求める研鑽であり、正しい信心と実践への指針を与え、「行」を助け、「信」をより深いものにさせる力となります。
この三つのどれが欠けても、正しい仏道修行にはなりません。
「諸法実相抄」には「信・行・学」の在り方を次のように示されています。
「一閻浮提第一の御本尊を信じさせ給え、あいかまえてあいかまえて、信心つよく候うて、三仏の守護をこうむらせ給うべし。行学の二道をはげみ候べし。行学たえ(絶)なば仏法はあるべからず。我もいたし、人をも強化(きょうけ)候え。行学は信心よりおこるべく候。力あらば、一文一句なりともかた(談)らせ給うべし」(1361頁、通解ーー世界第一の御本尊を信じなさい。よくよく心して、信心を強く持って、釈迦仏・多宝仏・十方の諸仏の守護を得ていきなさい。行学の両面の修業を励んでいきなさい。行学が絶えたところに仏法はありません。自分も実践し、人にも教え、導いていきなさい。行学は信心から起こるのです。力があるなら、一文一句でも語っていきなさい)
ブログを更新しました。 『小説「新・人間革命」』
⇒ ameblo.jp/hirokiwai/entr…
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