和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

大道58/小説「新・人間革命」

2015年04月18日 20時53分36秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 4月18日(土)より転載】



【大道58】

 県長会議では、これまでに山本伸一が作り、贈った各方面歌のテープを聴いた。

 このあと、神奈川の歌「ああ陽は昇る」の歌詞が紹介されたのである。

  

 一、世紀の海に こだまする

   清き祈りは 舞い舞いて

   神奈川天地に 慈雨の羽

   生きとし生きる 歓喜あり

   ああ陽は昇る 我等の胸にも

   

 二、尊き歴史の 我が舞台

   無限の光は 消えまじき

   その松明を 地涌こそ

   かかげん弘めん 久遠まで

   ああ陽は昇る 我等の城にも

   

 三、この世悔いなく 暁鐘を

   広布の友は 雲と涌く

   このリズムをば 誰人も

   讃え仰がん 限りなく

   ああ陽は昇る 我等の同志にも

  

 伸一は語った。

 「『ああ陽は昇る』――ここに私は、万感の思いを込めました。神奈川の皆さんは、常に、何があろうが、わが胸に生命の太陽を輝かせ続けていただきたい。

 ある意味で、生きるということは、宿命の嵐が襲う闇夜を、手探りで進むようなものである。苦悩と戦いながら、必死に活路を開いていかねばならない。しかし、太陽が昇れば、すべては明瞭に映し出される。凍てた大地も蘇り、花が咲き、蝶が舞う。『太陽』とは、わが己心の仏の生命です。

 そして、家庭、地域、職場にあって、皆さんご自身が、『太陽』の存在であっていただきたい。友の悲しみの窓辺を照らし、周囲の人びとに、歓喜の光を、勇気の光を、希望の光を送り続ける、励ましの人であってください。日蓮仏法は太陽の法門です。ゆえに、私たちも太陽の存在であらねばならない」



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躑躅(つつじ)/今日の俳句 ≪第.1746号≫

2015年04月18日 04時56分11秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年4月18日(土)>■



◆池田名誉会長の御書講義の新連載「世界を照らす太陽の仏法」◆


 池田名誉会長の御書講義の新連載「世界を照らす太陽の仏法」が、「大白蓮華」5月号からスタートする。

 これまで同誌で掲載されてきた「勝利の経典『御書』に学ぶ」に続き、日蓮大聖人の御消息文を中心とした諸御抄を通して、仏法の真髄を講義していく。

 第1回は「諫暁八幡抄」。「仏法西還――全人類の幸福へ不惜の誓願を」をテーマに、混迷する時代の闇を照らし、希望の光明と輝く大聖人の仏法、そして創価の人間主義の哲学を語る。

 同抄は弘安3年(1280年)12月、大聖人が59歳の時に身延で著され、門下一同に送られた。

 大聖人は、一切衆生を苦悩から救済する法華経の智慧の大光を、再び西の大地へと還していく「仏法西還」の未来記を示され、末法悪世における広布の戦いは、どこまでも不軽菩薩の実践を貫くよう訴えられている。

 そして、「各各我が弟子等はげませ給へはげませ給へ」(御書589ページ)――わが弟子たちよ、いよいよ信心に励んでいきなさい、と呼び掛けられた。

 名誉会長は同抄を拝し、述べている。

 「未来を照らす光は、わが胸中にあります。一人一人が世界広布の主人公です。『太陽の仏法』を持った私たちは、いやまして『人間革命の光』を社会へ、世界へ、未来へ放ちゆくことを決意し合って、師弟共戦の新たな広布の旅を力強く出発しようではありませんか」

 名誉会長の渾身の講義は、御書根本に広布と社会の勝利へ進む創価の友に、限りない勇気を与えるだろう。


【聖教新聞:2015年4月17日(金)付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html




     ※今日の俳句※



  あら土の那須野のつゝじ咲きゐたり 
       長谷川零余子



  仔の牛の躑躅がくれに垂乳追ふ
       石橋辰之助



  毛野はいま遠霞みつつ山つゝじ
       野澤節子



※ 躑躅(つつじ)・山躑躅・蓮華躑躅・霧島
 春から夏にかけて漏斗状の花を咲かせるツツジ類の総称。各地に自生し、花色は「躑躅燃ゆ」という形容がふさわしい真紅の他に白・淡紅などさまざま。
 『万葉集』柿本人麻呂の歌に「つつじ花 にほえ娘子 桜花 栄え娘子」とあり古くから日本人に親しまれてきた。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




     ※わが友に贈る※


  民衆の前進あるところ

  決意と歓喜の歌あり!

  誉れの同志と

  学会歌を響かせながら

  感激の劇を共々に!


       4月18日




     ※☆*寸 鉄*☆※


勇気ある大善の一人が大事を成すー先師。信心根本に広布の大願へ決然と

     ◇

東京の文京・世田谷・港区が大前進。悪戦苦闘を突き抜けて断固勝ち抜け!

     ◇

新潟・長岡・長野・塩尻の友よ千歳一隅の時だ!限界を破り凱歌を上げよ

     ◇

「書は言を尽さず言は心を尽くさず」。会うことで心は通い合う。誠実一路だ

     ◇

無国籍の子の就学支援へー文科省。教育は人生を照らす光。公明よ全力で


【聖教新聞:2015年4月18日(土)付】





     ※名字の言※


黒田投手の大リーグからの復帰などで、注目の広島東洋カープ。原爆で焦土と化した広島に同球団が新設されたのは1949年。復興5年目だった



東日本大震災からの復興も5年目には入った。あす19日で震災1500日目になる。ラグビー・ワールドカップの会場に岩手の釜石市が決まるなど、未来性のあるニュースは素直にうれしい



一方で、この4年の重みを忘れたくないのと思いは募る。原発事故の影響で避難した家族と離れ、福島から四国の職場に単身赴任した壮年部員。転勤先に到着した当日、訪ねてきた同志に「今晩、御書学習会があります」一緒にどうですか?」と誘われたという。壮年は「これは同情の気持ちからは出ない言葉でしょう」と述懐した。同情でなく、同じ目的を目指す「同志」として接してくれたことがうれしかった。「“そうだ、俺には信心がある”って心の底から思えた」



多宝会の婦人は夫を失った直後、大震災に遭い、首都圏に避難した。寄り添い続けた同志のおかげで、信心での再起を誓い、充実の日々を埼玉で送る。「『今さら』と嘆く日々から、『今から!』という心に変わりました」



ともに歩むことから、明日への希望は生まれる。試練と戦う友がいる限り、支え続けていきたい。     (代)




【聖教新聞:2015年(平成27年)4月18日(土)付】


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