和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

大道49/小説「新・人間革命」

2015年04月08日 07時54分41秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 4月8日(水)より転載】



【大道48】

 東北の歌「青葉の誓い」の一番の歌詞が発表されると、創価女子会館に、大歓声があがり、拍手が鳴りやまなかった。
 参加者が、この歌を地元に持ち帰って伝えるために、再度、歌詞が読み上げられた。皆、それを、懸命に書き取っていった。
 その時、二番の歌詞が届き、発表された。

 「二、風雪越えし 我等こそ
    地涌の正義の 旗頭
    今堂々の 陣列は
    使命の旗を 高らかに
    ああ東北の 歓喜の友々よ」

 そして、二番の歌詞を書き取っているうちに、今度は、三番の歌詞が届いたのだ。

 「三、おお新生の 道広く
    王者の鼓動は 雄渾に
    三世の光と ひらかなん
    これぞ元初の 太陽と
    ああ東北の 凱歌の人々よ」

 さらに、ほどなく譜面が届いた。
 東北女子部長の大池憲枝は、立ち上がると、感無量の面持ちで呼びかけた。
 「山本先生は、『東北の歌』の歌詞も曲も作ってくださいました。私たちは、今日、この『青葉の誓い』を、しっかりと練習して覚え、各県に戻っていきましょう!」
 創価女子会館でピアノ演奏に合わせ、練習を行い、引き続き、創価文化会館内の広宣会館に場所を移して、何度も皆で合唱した。
 はつらつとした歌声が響いた。
 山本伸一が、あえて東北女子部の勤行会に間に合うように、東北の歌「青葉の誓い」を作ったのは、女子部から新しい広宣流布の波動を起こしてほしかったからである。
 若い女性たちは、流行にも敏感であり、社会の最も新しい空気を呼吸している。その彼女たちの感覚が、次代をつくっていく。つまり、現在の女子部の姿は、そのまま未来の創価学会を映し出しているといってよい。
 したがって、女子部が自信をもって先頭に立ち、誇りをもって創価学会を語れる、新しい時代の流れを開きたかったのである。


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三椏の花/今日の俳句 ≪第.1736号≫

2015年04月08日 06時55分52秒 | 今日の俳句



■<2015年(平成27年4月8日(水)>■



◆ブラジル各界が対話で善を広げる運動を賞讃◆


 世界各国で平和社会の構築に尽力するSGI(創価学会インタナショナル)の友。対話によって、人々の善性を引き出す運動をリードする池田大作SGI会長夫妻の思想への共感が、ブラジル各界に大きく広がっている。
ブラジル弁護士会ピアウイ州支部(ウィリアン・ギマランエス・サントス・デ・カルバリョ支部長)から、世界平和の建設と人権擁護への傑出した貢献を讃え、SGI会長に「顕彰証書」が贈られた。また、サンパウロ州サンジョゼ・ドス・カンポス市議会(シェークスピア・ビアナ・カルバリョ議長)から香峯子夫人に「カシアノ・リカルドメダル」が授与された。

             ◆

 「池田SGI会長は平和主義者として、悪を乗り越え、善の力を生み出す思想を広められています。民主主義と人権、正義を守るべき弁護士会として、その哲学と行動をブラジル社会に広く知らしめたいのです!」

 SGI会長への「顕彰証書」の授与式(3月17日)で、ブラジル弁護士会ピアウイ州支部のエドアルダ・ペレイラ・デ・ミランダ副支部長は力を込めて語った。


 ブラジル弁護士会は、全国に支部があり、弁護士資格の認可などを担う機関。社会倫理などの啓発活動も行っている。


 ブラジルの北東部に位置するピアウイ州の同志は、SGI会長の「良き市民たれ」との指針を胸に、着実に信頼と友好の輪を広げてきた。その活動に注目したのが同弁護士会ピアウイ州支部である。今回、弁護士のカルロス・エンリケ・デ・アレンカル・ビエイラ氏、オズマ・ビアナ・デ・オリベイラ氏の推挙により、全会一致でSGI会長への「顕彰証書」の授与が決定したのだ。


 式典は州都テレジナの同支部講堂で挙行され、弁護士会役員、地元SGIメンバーら約300人が祝福。開会宣言などの後、ミランダ州副支部長から「顕彰証書」が、代理のブラジルSGIのアギヘ副理事長に託されると場内は万雷の拍手に包まれた。


 一方、香峯子夫人への「カシアノ・リカルドメダル」の授章式(3月27日)は、サンジョゼ・ドス・カンポス市議会議場で行われた。

 カシアノ・リカルド氏(1895~1974年)は、同市出身の著名な詩人。同市は、その名を冠したメダルを卓越した社会貢献をなした人物に贈っている。

 発議者の一人であるアメリア・ナオミ・オオムラ市議会第2書記は、SGI会長と共に人間革命の思想を世界に広げてきた香峯子夫人の功労を賞讃。


 カルロス・アウメイダ市長は「平和こそ私たちが望む価値です。それを広げる活動を続けるSGIの皆さまに心から感謝します」と述べた。



     ※今日の俳句※



  三椏や皆首垂れて花盛り
       前田普羅



  三椏のいろにはじまる雑木山
       西本一都



  三椏の花三三が九三三が九
       稲畑汀子



※ 三椏の花・黄瑞香
 ジンチョウ科の落葉低木で、高さは二メートルぐらい、葉の出る前に黄色い花が三叉に分かれた枝の先にぴっしりと咲く。樹皮は和紙の原料として重用される。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




     ※わが友に贈る※


  激しい寒暖差に注意。

  体調を崩さぬよう

  賢明な対処を!

  健康に留意して

  豊かな生命力で進め!


       4月8日


     ※☆*寸 鉄*☆※


「いよいよ・はりあげてせむべし」と大聖人。破邪顕正の闘魂燃やして前進

     ◇

広島・呉市に不屈の闘士の陣列。執念と粘りは我らを見よ!大逆転劇必ず

     ◇

新潟市中央区・東区よ、「天の時」は来た!勇気の総攻撃で勝利の夜明けを

     ◇

悲観主義は気分に、楽観主義は意思によるー鉄人強盛な祈りで栄冠を掴め

     ◇

公明は議員の連携力で群を抜くー識者。庶民のために!一丸となって戦え


【聖教新聞:2015年4月8日(水)付】



     ※名字の言※


福井県勢の2強入りは37年ぶり。北海道勢は52年ぶり。今年の選抜高校野球の決勝戦は、雪国同士の対戦となり、「西高東低」の野球勢力図が一新された



12月から2月まで、敦賀気比が土の上で練習できたのは10日ほど。東海大四も、今年、初めてグランドで練習したのは大会の18日前。夏の大会に比べ、準備期間の短い春は彼らに不利のはずだが、それを一切感じさせなかった



室内練習で、できることは限られる。だが毎日同じことを繰り返すと、自分の変化に敏感になれるという。東海大四の大脇英徳監督は「昨日より成長した自分に気付くことで練習へのモチベーションが生まれる。調子が悪い時はその理由を考え、技術の向上に生かせる」と言う



敦賀気比も、実践練習できないことをハンディにしない。“逆に時間がある”と、皆が 1日千回以上の素振りを。「ボールを投げたい、打ちたいという思いを我慢してやっている。それだけでも精神力が鍛えられる」「雪でグラウンドが使えないことを、絶対に言い訳にしたくない」と東鉄平監督は語る



もうやれることはないーーそう思った時からが本当の勝負。不利な環境でも、知恵と努力を積み重ねることで、人は強くなる。甲子園を駆け巡った彼らからのメッセージである。     (鉄)



【聖教新聞:2015年(平成27年)4月8日(水)付】


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