染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

放射能情報の共有について

2011年07月22日 05時23分14秒 | Weblog
下記内容を先ほど市長に送りました。

                 

昨日、富士宮の酪農家の干し草から基準値を大幅に越える放射能が確認されました。
おそらく県内のみならず、全国にこの情報が発信されたことと思います。今回の問題は3月の原発事故後の干し草を仕入れてしまった酪農家にも問題は有ると思いますが、全ての酪農家でないことを明確にしなくてはなりません。


一部の酪農家は、自ら放射能汚染を検査し、自身の顧客にはその情報を伝え、購入していただいている牛肉は安心である旨を伝えているようです。
その行為は結構ですが、一般の市民ですら、そのような情報を戴けていないのが現状です。私も伝聞でしか聞いておらず、その確認はとれません。その食肉も何処で購入できるか解らない。
つまり市民ですら、安全な食肉、牛乳などを選べないでいます。


出来ることなら、市で一括した情報をまとめ、こことここは安全が確認とれたので、安全ですと宣言し、せめて2~3ヶ月に一度は定期的に安全確認をしてほしい。


また先日と同様になりますが、今回の問題は特に早急な対応が求められます。
放射能検査をされた農家、酪農家のみならず、個人、企業などに声をかけ、情報の一元化をするべきです。
そして、こことここの食肉、牛乳は安全であると市が責任を持って宣言することは市民の安全のみならず、富士宮市の資源の確保、産業の保存にもなると思います。


今回の放射能汚染の報道は早くから「富士宮、放射能汚染、牛肉」とセットで報道されています。
間違ってはいないかもしれませんが、正確ではない報道です。
だからこそ、市の対応も早く正確にしなくてはおそらく甚大な風評被害を起こすでしょう。牛肉だけで済まないかもしれません。


市長のリーダーシップに期待いたします。
長々と失礼いたしました。なにとぞよろしくお願いいたします。

(上記内容を送りましたが、僕が確認した時と現在で隠されている情報が有る様なので、場所を特定できる箇所は割愛しています)

さて、先日の回答については、市長から連絡が有りませんので、届いているのか解りませんし、メールの返信などしないのかもしれませんが、何もしないでいるのもつまらないので、また懲りずに送っています。
先日の牛肉の報道についてですが、解らないことばかりなので、なんとかしてくださいよと言いたいのが本音です。我が家は、肉食わなければ良いだけですが、市としてはそういうわけにはいかないでしょうと言いたい。どうしようもないことかもしれないけれど、正しい情報を集めて皆に広めることは出来る。それをやってほしい。最後はほめ殺しのようになってクサいが、まあそのくらいなんでもありませんな。

僕は、農家でも酪農家でもないので、実害はあまり無いのですが、そういう人が声を上げないといけない。
なぜなら、利権やしがらみの中でこのような事を言っても、自分だけ良ければいいのか。自分の利益のために税金を使うのかとか言われかねない。おそらく多くの酪農家や農家の方は人がいいので、黙って自分の仕事を黙々としているでしょう。僕もほっといたっていいんですけど、、、、何でやってんのかな?


極論を申せば、牛君食べなけりゃ良いじゃない。無駄に殺さなくても良いじゃない。とか思うんですね。
それでも食べたいのは、どういうことか。色々考えています。世の中をどうこうする訳ではないけど、人間の欲望には際限がないのか、自制されるのか、現在の日本を取り巻く非常事態であっても、これまで通りの生活を営めると思い、邁進する姿は滑稽でもありますが、それが進歩だと言われればその通り。

色々難しいのだけど、我慢する時には我慢する。そんな事も大事だと思っています。


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