染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

富士山環境展4 終了しました。

2017年04月01日 10時23分46秒 | 富士山環境展
富士山環境展が終了しまして、しばらくたちますが、御高覧いただいた方々、出展作家、協賛者の方々大変ありがとうございました。
これからも続きますが、色々なところで周知活動などもしていこうと考えております。またよろしくお願いします。

今回は野生動物と、人との関わりを考え、ただ何頭鹿や猪を獲るのかということは根本的な解決になりません。
その根本的な原因を精査し、どのようになっていくのが今の理想か考えてみたいと主題を掲げておりました。
明確で真新しいものにはならなかったかもしれませんが、富士山麓の森林の再生とは何であるか、人と野生の共存はどうあるべきか今一度考えるきっかけになったと思います。

今回自分たちは初心に立ち返り、生き物や生態系の中の人間社会と、その影響力を知ること、知っていただく事を念頭に企画していきました。

今回のワークショップも、多くのスタッフに支えられながら、鹿の解体から、食べる事、皮の活用、さらには骨の活用まで、全てを使い尽くす事を念頭に行いました。
参加者は、市内外からお越しいただいておりました。多方面からのご参加は大変嬉しく思いますが、市内近郊のみなさんの理解が浸透しているのか、もしくは興味が薄いのか不安にも思われます。前向きに捉えるならば、市民には浸透してきたので、さらに広範囲で展開していく時期なのかもしれません。

こういった森林を活性化させる活動には、正解はありませんし、その瞬間でさえ状況は変化していくものです。
その変化や体で感じる流れを理解し、対応していくことと、様々な地域の方とも連携していきながら、全ての種にとって最善となれば良いなと思います。

少しずつワークショップの事を掲載していきます。

富士山麓はいつでも鹿に会えます。