染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

小さな命から

2015年11月22日 21時16分20秒 | 動物 化石 鉱物
駐車場で拾ったイカせんべいみたいな、多分ヤマカガシだと思う個体。

駐車場で見つけて、取りあえず綺麗に乾燥している事もあり、持ち帰りました。

まあ、ぺっちゃんこです。頭が見当たらないけれど、切れちゃったのかなと思いつつ、身体がどういうふうに曲がっているか想像してみたり、体色を確認したりして鑑賞しています。皮もちょっとむけているので、劣化しやすく、今後樹脂などに入れて固めようかと思っています。

こういうのを見ると、化石などで身体がこう曲がっているとか、生まれて間もないとか、この個体の経緯について想像しているけれど、まあよく調べているなあと思います。

完全に癒着してしまって、よくわからない状態です。

想像するに、この駐車場の真中で、車に轢かれたのは解ります。そこから、多分朝、身体を暖めるために、少しあたたかくなってきたアスファルトで暖をとっているところを通りかかった車に轢かれ、乾燥して、肉もあまりなく、アリの巣も近くないことから、そのまま乾燥してしまったのだろうと想像できます。

でも、本当にそうだろうかと、問うてみる。

空から蛇が降ってきたりするご時世ですから、侮ってはいけません。
一番の疑問は、蛇、ひなたぼっこしてるとワリと真っ直ぐなんですよね。
頭を取られてもなお生きて、苦しんでここまで来たのかもしれないし、空から降ってきたことも否定は出来ません。むしろ、この駐車場の利用時間は割りと朝早くと夕方遅くの時間が多いので、蛇の活動時間とはあまり一致しないと考えられる。

もしかしたら、野良猫が多いので、彼らが獲ったが、捕獲の時に頭を刈ったまでは良かったけれど、移動中に車などの邪魔に遭い放置し、惹かれたのかもしれない。最終的にここで轢かれたのは石の癒着などから、間違いないと思いますので、それまでの経緯をこの苦しんだ様な身体の形状から予測していくわけですが、ここからは顕微鏡とかで骨や皮膚の傷とかを確認しなくてはならないよなと思いますが、そこまでする気もないのですな。虫眼鏡では見てみましたけど、何しろ車に轢かれてるからなあ、、、

ま、頭を先に踏まれて、千切れちゃって、悶絶している所を更に踏まれたってのがいいんじゃないかと思ったりするんですが、真相はわかりません。