工房八重の部屋

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京都市美術館「京焼歴代展-継承と展開」で京焼の伝統を感じる

2015年02月04日 | Weblog
京都市美術館「京焼歴代展-継承と展開」が

2月15日(日)まで開催されていました。

都市の工芸を示す京焼の歴史は17世紀最初頭以前から始まり、

その歴史は常に継承と展開の歴史であったといえ、

京焼は近世において名工を輩出してきた歴史を持つということです。

心にひびいたのは、茶道の楽家の代々の楽焼の茶碗でした。

今回の展覧会では、主に明治期から今日までに京都で3代以上

続いている作家や陶工の作品を展示されており、

河井寛次郎、河合卯之助、清水六兵衛、近藤悠三、宮永東山など、

京都を代表する作家歴代の作品を通し、何が受け継がれ、

新に展開しているのかを考えるということです。

京都は、しにせの多いところですが、何代目の

作品などと表記してある作品を見ると、陶芸も伝承している

のだと感じた展示会でした。





ポスター


館内入口