工房八重の部屋

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妙心寺塔頭 「衝梅院」を第49回 「京の冬の旅」で拝観

2015年02月01日 | Weblog
妙心寺塔頭 「衝梅院」が第49回 「京の冬の旅」

で特別公開されていますので、拝観しました。

「衝梅院」は駐車場から近いところにありました。

文明12年(1480)、妙心寺中興の祖・雪江宗深(せっこうそうしん)を

開祖として創建された塔頭寺院とのことです。

雪江禅師には、のちに「四派」の祖として妙心寺発展の礎となった

四人の弟子があり、これに因んで名づけた「四河一源(しかいちげん)の庭」

は、一面の苔に石組みと楓が調和して美しい枯山水庭園で、この庭から

鐘楼や赤い三門が見えました。

江戸初期再建の方丈(重文)に残る狩野派の

絵師・大岡春卜(おおおかしゅんぼく)筆の水墨障壁画「龍虎羅漢図」

「獅子図」や、楠の一枚皮で張られた天井が珍しい茶室「長法庵」

なども特別公開されていました。

妙心寺塔頭は47と数多くありますが、通常境内で

公開しているのは、4箇所のみで、特別公開しているときしか

参拝できないところがほとんどなので、特別公開の時

は、拝観できる良い機会なのです。



衝梅院門


内部から見た衝梅院門


看板


庫裡


本堂横の庭と茶室「長法庵」


本堂横の庭


「四河一源(しかいちげん)の庭」


「四河一源(しかいちげん)の庭」


「四河一源(しかいちげん)の庭」と茶室「長法庵」


「四河一源(しかいちげん)の庭」


この庭から鐘楼や赤い三門が見えました。