工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

美術館「えき」「輝ける皇妃エリザベート展」 皇妃の悲劇的人生が解る!

2012年10月17日 | Weblog
美術館「えき」の輝ける皇妃エリザベート展に行きました。

ハプスブルク家に嫁いだ、皇妃エリザベートの伝記を以前に読んだことがあり、

その悲劇の多かった生涯は、映画やミュージカルにもなったりしています。

19世紀末のヨーロッパ世界の大革命の中、

数奇な運命に翻弄された絶世の美女のオーストリア皇妃エリザベート(1837-1898)は、

16歳で、ヨーロッパ王家の名門ハプスブルク家の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に

嫁ぎますが、旧態依然とした宮廷生活には馴染めず、現実から逃避し、

跡継ぎの皇太子の悲劇的な死や、娘の幼い死、2人の残された娘達、

自ら子供を育てることも叶わずに、姑に支配されつづけた生活から、逃れるために

生涯自らの美と自由を追い続け、晩年は、各国を旅する放浪の生活を続け、

孤独な旅の果てに、テロリストの暗殺による悲劇的な最期を遂げました。

救いは、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から愛されつづけたことでしょう!

着用していたドレスや宝石、肖像画、有名な星の髪飾りも展示されていました。


ポスター


案内看板