goo blog サービス終了のお知らせ 

工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

京都国立近代美術館「高橋由一展」日本一有名な鮭を見る!

2012年10月09日 | Weblog
京都国立近代美術館「高橋由一展」は10月21日まで開催されています。

《鮭》や《花魁》(いずれも重要文化財)、豆腐》《山形市街図》を描いた

画家として知られている、明治時代を代表する洋画家、高橋由一の全貌を紹介する

展覧会でした。

明治維新後、近代洋画の父と呼ばれる高橋由一は、すでに40歳を超しており、

油絵の画家として活躍しました。

由一には、留学経験はありませんが、本場の西洋画を知らずに写実に挑んだ男が

生み出した油絵だからこそ、黒田清輝以降の日本洋画の流れとは一線を画す

「和製油画」として、日本的な写実を感じさせるユニークな油絵となっていました。

丁髷姿の人物像や、有名な鮭、仙台の洋館の風景などが、印象に残りました。

現代の洋画は由一の時代とはさま変わりしていますが、由一の洋画は、今見ても新鮮

でした。

会場は、多くの人で賑わっていました。


並木が色づきはじめていました。


京都国立近代美術館「高橋由一展」


日本一有名な「鮭」として知られている絵


京都国立近代美術館から見た疎水


館内にあるcafe・de505で、コーヒを飲んで休憩しました。


疎水を見ながらでのテラス休憩は、風が心地良い季節になりました。