年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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東京メトロ千代田線赤坂駅:「赤坂 鮨兆」   海鮮の宝石箱“おまぜ”をいただく 

2011-04-11 23:31:08 | 関東
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打合わせで赤坂
赤坂って街 もちろんチェーン店もありますが、きちっとした個店が多い街でもありまして、打合わせ前にいただくランチが、何より楽しみだったりします
電車の中で、今日は何処に使用かな? なんて考えているだけでワクワクしちゃいます もしかしたら、ニンマリとした笑顔になっているかもしれませんね


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今日は鮨兆さん
雑居ビルの3Fにあるお店でありまして、クチコミやネコミ、もしくはどなたかに連れて来ていただかないと、飛び込む勇気は出ない雰囲気であります

エレベーターを降りると、そこはもうお店
引き返すことは逆に勇気がいることかもしれません
恐る恐る暖簾を潜ると、「いらしゃい 今日はどうしますか?」と声を掛けてくる大将
それだけ、常連さんで成り立っているお店ってことでありましょう


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10人ほど座れるカウンターと、4人掛けのテーブルがふたつ
決して大きなお店ではありませんが、自然光が入る明るい店内に、なぜだかホッとした気分になります

女性一人のお客さまや、女性の二人連れなど、寿司屋としては珍しく女性のお客さまが多いように思えます
きっと、この明るい雰囲気が良いのでしょうね


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お昼のメニューは、“おまぜ”と呼ばれるちらし寿司のみでありまして、先ほどのどうしましょうって言葉は、どのくらいの盛りにしましょうかってこと
普通で良いかなっと思っていたら、ワタシのががたいをみてか、サービスを担当している女性の方が、「少し多目くらいが良いんじゃない」と声を掛けてくださいます
じゃあ、少し多めで・・・

見た目にも美しく盛られたちらし寿司
彦磨呂流に言うところの、海鮮の宝石箱や~って言葉通りであります


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コチラのシャリには、海苔が混ぜ込まれており、更には、蒲焼のタレのようなもので味付けもされています
これが、お店が言うところの「鮨我独創」でありましょう

従って醤油などを使う必要もなく、好みに応じて、適度にわさびを付けながらいただくことが出来ます
海鮮の宝石箱には、赤身とイクラを中心に、中トロ、エビ、玉子焼き、キュウリなど、たくさんのネタが入っています
また、たくあん、ガリ、小梅も添えられております


しかも、先ず白味噌の汁が出てきて、食中には赤出汁の汁が提供されます
ほんのり甘い白味噌が食事の準備をしてくれ、その後、料理を邪魔しない赤出汁がいただけるという、なんともステキなサービスなのでしょう
これらの汁はお替りもできるとのことですから、また驚きであります


デザートには黒蜜たっぷりのくずきりが提供され、その甘みに大満足していたところで、会計の際には“どら焼”までいただいちゃって・・・
何処までお腹いっぱいにしてくれる? ってうれしくなりました


高級店でありながら、気さくなサービス
そして、お客さまの要望に応える姿勢
たくさんの常連さんを持つ理由が窺がえますね



【赤坂 鮨兆】
東京都港区赤坂3-6-10 第3セイコービル3F
03-3585-7917

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