宮崎での仕事を終えて福岡へとフライト
福岡空港には21:00を過ぎての到着であったために、立ち寄ってみたかったお店は既にラストオーダーとなっていて…
それで一度お邪魔した際に感じが良かった居酒屋へと移動することにしようと六本松へと向かいます
空港から30分ほど
地下鉄の六本松駅から近い場所ではあるのですがハッキリとした場所を覚えていたわけでは無く、とりあえず行ってみれば何とかなるでしょと安易に思っていたのですが…
お店がちょっとセットバックしているってこともあり、ちょっと迷ってしまいましたが無事に到着することができました
祝日前夜でもありますし、人気あるお店ということで席が空いているかが不安だったのですが…
タイミングよくお店の奥にあるゆったりとしたテーブル席をいただくことができるという幸運に恵まれます
六本松が学生の街であるってこともあり若いお客さまが多くはありますが、決して大声で騒ぐようなことも無く…
マナー良く楽しんでおられることからもお店のレベルが窺えますね
まずは名物でもある刺し盛りをいただきたいとは思うのですが、せっかく福岡にいるのですから「ゴマカンパチ」もいただきたいところでもありますし…
それで刺し盛り2人盛を3人でシェアすることにしゴマカンパチを別にいただくことにしようとスタッフに声をかけますと、通常7種盛りだという刺し盛りを5種にして3人前お持ちしましょうかとの機転が利いたサジェッションをしてくれただけでなく、ゴマカンパチも盛り込みの一品と変更してくれるという心遣いに感謝でありますし、お客さまの注文を聞くだけではなく、そのお客さまが最も楽しく食事ができるように提案することの大切さを知っているお店だと感心いたします
冷えた身体を温めようと「里芋と豆腐のあげだし」
ぬめりの成分が胃の粘膜を保護するとも言われる里芋が一緒に入っているころで、お酒をいっぱい召し上がられる方にとってもうれしいことでありましょうし、食物繊維が豊富でもあることから女性にも喜んでいただけるであろう商品に仕上げられていますね
続いても温かメニューである「黒毛和牛と豆腐の牛すじ煮込み」
お店仕込みのお豆腐なのでありましょうか 提供されたそれは少し豆腐が溶けている状態ではありますが…
牛すじの甘味とトロンとした食感は見事なものでありまして、添えられる柚子胡椒の香りとともにおいしくいただくことができました
そして「牛さがりのステーキ」
メニューに見つけてしまうと必ず注文するほどに、ハラミ好きのワタシとしては外すことができない商品でありまして…
表面がカリッと焼き上がられたステーキはビジュアルだけでなく、鉄板で焼かれたソースの香りとともに柔らかさを楽しむことができる一品でありました
〆にと、日田風と書かれた「特製ソース 焼きソバ」をいただきますと…
見た目にはあっさりとしているように思えたのですが、しっかりとした味が付いていますので、これでもう一杯ドリンクが進んでしまうようなものでありました
帰り際に店長らしき方から「一度ご来店いただいてますよね」なんて声を掛けられたのですが、それはもう一年半も前のことでありまして…
その時に座った席まで覚えていただけていたことには驚かされましたが、繁昌するお店というのはおいしいお料理を提供するだけでなく、こういったお客さまとのコミュニケーションや臨機応変な対応が必要なのだと再認識させていただけるお店でありました
【六本松ぴかいち】
福岡県福岡市中央区六本松4-9-36 石橋ビル1F
092-737-3254