一週間ぶりにスッキリとした青空が広がりましたが、先週までの陽射しと比べますとずいぶん柔らかくなったようで…
気持ち良い風も流れて過ごしやい日であります
そんな日に向かったのは、築地警察署の裏にある『蜂の子』ってお店
お昼に提供されるセットメニューがあまりにも好評であることから定食屋さんかと思いきや、お店の看板にはフランス料理と書かれているのであります
1948年に創業したという歴史あるお店なのでありますが、5年ほど前にマンションが建てられたとのことで、その一階部分がお店となっております
50席弱のお店には開店時間を狙うようにお客さまが訪れるようで、ワタシがお邪魔した直後である12:10くらいには満席となっていました
そんなお客さまの多くは女性でありますが、決して若い方だけではなく昔から贔屓にされているのであろう方達も…
そんなお客さまを、如何にも銀座マダムといった風貌の大女将がもてなしてくださるのであります
お昼には3種類のランチと、オリジナリティーが溢れるアラカルトがいくつかありまして…
「デミグラスのスパゲティグラタン」なる商品にも惹かれるところではありますが、限定数で日替わりのお料理がいただける「Bランチ」をいただくことにいたします
先ずは「さつまいものポタージュ」
赤いつぶつぶがポメリーのようにも見えたのですが、それはお芋の皮であったようで…
滑らかな舌ざわりとほんのりと香るさつまいもの風味に、看板に書かれたフランス料理という文字に納得いたしました
今日の日替わりは「オーブン焼きメンチカツ」
油で揚げられることの無いメンチカツはサッパリとしているのですが、トッピングされているチーズのコクが旨みを増していますし…
ナイフを入れたときに溢れる肉汁はみごとであります
カレー風味のひよこ豆が添えらるなどのヘルシー感もあり、女性客が多いことも頷けます
一緒に「カキフライ」
これから旬を迎える牡蠣 しかもそれが築地市場から取り寄せられるものだと聞けば食べない訳にはいきませんよね
旬の時期にしか提供されないカキフライを目的に来店されるお客さまも多いというほどに常連さまにも支持されているようで…
サクッとしたパン粉に包まれる牡蠣のジューシーさは、それを納得させるだけのおいしさであります
創業からのオリジナル料理である「レバヤサイと白スパ」
地鶏レバーとキャベツ、白菜などをデミグラスソースで煮込んだシチューと別皿で提供されるバターでソテーしたスパゲッティを合わせていただくお料理がこちらの名物料理であるとのことでありまして…
レバーを苦手とするワタシではありますが、いつかはそれも食べてみたいものであります
【フランス料理 蜂の子】
東京都中央区築地1-5-8 オープンレジデンシア銀座est 1F
03-3541-9805