年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

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東京メトロ東西線門前仲町駅:「門前茶屋」  オリジナルの“深川あさり蒸籠飯”と穴子の天ぷらで夜ごはん

2013-07-14 22:59:20 | 関東
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ピカピカ ゴロゴロ
17:30位に大粒の雨が降って…
そんな30分ほどの夕立のあと、夜ごはんへと出かけたのだけど、雨が地熱を取ってくれたのか、ちょっと涼しさを感じます



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目的は日本五大銘飯のひとつとも言われる深川めし
昔、漁師が食べていたという、葱と生のあさりを味噌で煮込んで、それを熱々のご飯にかける“ぶっかけ” その美味しさをお弁堂に持って行けるようにと考えられた“炊き込みご飯”の2種類が有名ではありますが…
そんな日常食をお店で提供するのは忍びないと、こちら「門前茶屋」の店主が考え出したのが“深川あさり蒸籠飯”なのだとか


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そんな“深川あさり蒸籠飯”がコレ
生姜の風味とともに煮込まれたあさりをご飯にのせ、それをせいろで蒸し上げたモノであるようでして、その熱々な湯気からも美味しさが感じられます
結構な量のあさりが使われていまして満足度も十分なのですが、それをよそうお茶碗などのサービスが無く、そのままいただくには食べづらさを感じてしまうことだけが残念なこと
身がプリッとした大き目のあさりが使われているのですが、今では深川で獲れるモノは少なく、多くは他県から取り寄せられているモノらしいですね
それは時代でありましょうから、仕方ないことなのでしょうね


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深川と言えば…
穴子も捨てがたいトコロでありますね
メニューには穴子の蒸籠蒸しもありましたが、今日はあさりメインで伺いましたので、穴子は天ぷらでいただくことにいたします
これまた身が厚い大ぶりな穴子でありまして、カリッとした衣の中にはフワッとした身が…
いやぁ、全く臭みも小骨も無くて、とっても満足いくものでありますね


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そんなお料理を提供していただけるのは、食事処と言うよりは炉辺メインの居酒屋さんと言った感じのお店でありまして、重厚な造りには歴史を感じることが出来ますし、2Fは総檜造りのお部屋になっているのだとか…
かなり興味津々であります


下町グルメ探訪 
次は歴史ある“ぶっかけ”や“炊き込みご飯”で深川めしを堪能してみたいと思います



【門前茶屋】
東京都江東区富岡1-5-1
03-3641-0660

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