桔梗・きちかう・ききやう・沢桔梗
前裁に貧しき桔梗茎からむ 沢木欣一
おもかげをさだかにしたり白桔梗 細見綾子
桔梗や朝の茶席のほの暗し 鈴木英子
母いつも人待つ暮し白桔梗 鈴木真理子
木道をはみ出してをり沢桔梗 山口秀子
沢桔梗その紫の滴れり 八尋樹炎
（ 沢桔梗 ）
みちのくの雨そゝぎゐる桔梗かな 水原秋櫻子
白桔梗百日経を写しては 寺井谷子
朝粥や桔梗ひたせる山の水 桂 信子
ひとところ水まつすぐに沢桔梗 高橋悦男
むらさきの山気そのまま沢桔梗 渡辺恭子
桔梗や男に下野の処世あり 大石悦仔
サイトから一部資料・写真お借りしています
敷地に桔梗が咲くのですが、以前はちょうど
お墓参りのころに、咲いて重宝してましたが
暑いからでしょうねぇ。早く咲いてしまい
お墓参りのころは、もう散ってます。
白桔梗と、八重咲があるのですが、全然だめです＞＜
50年ほど前はこれほど暑くなかったような気がします
暑さを柔らげるために釣忍も風鈴も打水もして
家々の花壇にも朝顔やゴーヤで日蔭を作ったり
もうその感覚では暑さを凌げないのでしょうね
家の桔梗も七月半ばに咲いて今は日覆いしています