7月4日

2007-07-04 00:20:54 | Weblog

    (やぶかんぞう 赤塚植物園)


      獣道ここぞと咲けり花萱草

 
6月20日にこのブログで紹介しました、一重が野萱草、
八重が藪萱草と覚えるといいと思います。


今日も体験的な話
どこの句会に参加しても、あぁ 季語がこうだったらと
もっといいのにという佳句に出会います。
少し俳句に慣れてくると、物語や写生に見とれ季語のつけ
が疎かになりやすい傾向にあります。
昨日の話にも通じることですが、静+静、動+静、静+動は
季語を後つけする場合でも活かされます。しかし動+動は
折角の物語や感覚を詠んでも季語で消されてしまうと感じます
例えば、動の季語とは・・体感的な季語、夏めく、梅雨じめり、
等、名詞に動詞をつけた、青田見る、卯波立つとかです。
ほかに、このように過去の拙句ですが


       白地着て一日母のよそよそし


       羅や一日母のよそよそし


白地の句は句会で多く支持を頂きましたが、客観的に
振り返ると因果を感じます。「着て」がいけないのです
白地を着たからよそよそしいという因果です。
それ以上は読み手にお任せしますが、羅と
いう静の季語が活かされた推敲だと思っています。
これは私の体験でお話してます、絶対に駄目とうい分け
ではありません。


      

 

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