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10月 28日

2012-10-28 01:35:52 | Weblog
         ( 稲架・稲棒<ぼつち>稲掛・田母木・はさ )


稲架襖裾の越後の子守唄          細見綾子



綾子先生のこの句に惹かれ9月の或る日思い立って日帰りの一人旅をしてきました
新幹線、信越本線を乗り継いで柏崎へ、越後線は柏崎から新潟まで全線単線の列車です
柏崎の乗り口は0番線ホームから、初めて0番線ホームも体験しました
新潟までの約85キロ日本海側を走っています
新潟に向って車窓左はずっと日本海、右は稲架襖が幾重にも、晩生の稲穂の波と日本海の波と
挟まれ句作の意欲の湧く景色でした


黄金の風の生まれる稲架襖            伍賀稚子


海光のあまねき稲架を組み進む         水原 春郎


出で立ちは郷士のさまに群稲棒(むれぼっち)  高澤良一





棒稲架


棒稲架の今年の数となりにけり        細川加賀


群稲棒一揆のごとく雨に佇つ         角川源義


棒稲架の影つきささる開墾田         植田 桂子



        伊吹嶺HP http://www.ibukinet.jp     
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (まこと)
2012-10-29 20:22:54
 この前帰省して気が付いたのですが、鹿児島では稲架の上をビニールで覆つているのがほとんどでした。雨対策ですが、コメの乾燥をよくするのと、藁の品質を保ち、売りやすくするとの、目的のようです。
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稲架 (ころころ)
2012-10-30 01:11:02
まことさん、こんばんは
東京から長岡、長岡から柏崎の車窓でも
そのような稲架は見ませんでした、雨量にも
よるのでしょうね
たった2時間余り300キロ程度の景色で
稲田の色、田の風景が変わって行くのを見る
だけでも癒されました
やはり日本は米の国なんですね
返信する

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