
( 稲架・稲棒<ぼつち>稲掛・田母木・はさ )
稲架襖裾の越後の子守唄 細見綾子
綾子先生のこの句に惹かれ9月の或る日思い立って日帰りの一人旅をしてきました
新幹線、信越本線を乗り継いで柏崎へ、越後線は柏崎から新潟まで全線単線の列車です
柏崎の乗り口は0番線ホームから、初めて0番線ホームも体験しました
新潟までの約85キロ日本海側を走っています
新潟に向って車窓左はずっと日本海、右は稲架襖が幾重にも、晩生の稲穂の波と日本海の波と
挟まれ句作の意欲の湧く景色でした
黄金の風の生まれる稲架襖 伍賀稚子
海光のあまねき稲架を組み進む 水原 春郎
出で立ちは郷士のさまに群稲棒(むれぼっち) 高澤良一

棒稲架
棒稲架の今年の数となりにけり 細川加賀
群稲棒一揆のごとく雨に佇つ 角川源義
棒稲架の影つきささる開墾田 植田 桂子
伊吹嶺HP http://www.ibukinet.jp
稲架襖裾の越後の子守唄 細見綾子
綾子先生のこの句に惹かれ9月の或る日思い立って日帰りの一人旅をしてきました
新幹線、信越本線を乗り継いで柏崎へ、越後線は柏崎から新潟まで全線単線の列車です
柏崎の乗り口は0番線ホームから、初めて0番線ホームも体験しました
新潟までの約85キロ日本海側を走っています
新潟に向って車窓左はずっと日本海、右は稲架襖が幾重にも、晩生の稲穂の波と日本海の波と
挟まれ句作の意欲の湧く景色でした
黄金の風の生まれる稲架襖 伍賀稚子
海光のあまねき稲架を組み進む 水原 春郎
出で立ちは郷士のさまに群稲棒(むれぼっち) 高澤良一

棒稲架
棒稲架の今年の数となりにけり 細川加賀
群稲棒一揆のごとく雨に佇つ 角川源義
棒稲架の影つきささる開墾田 植田 桂子

東京から長岡、長岡から柏崎の車窓でも
そのような稲架は見ませんでした、雨量にも
よるのでしょうね
たった2時間余り300キロ程度の景色で
稲田の色、田の風景が変わって行くのを見る
だけでも癒されました
やはり日本は米の国なんですね