女郎花・粟花・男郎花
秋の七草のひとつ女郎花(オミナエシ)の名前の由来は、小さな黄色のお花が粟粒に似ているところから。
粟飯(あわめし)の別名、女飯(おみなえし)が変化したとも言われています。
もうひとつの説はオミナエシのヘシは圧しを意味し、花の可愛らしさは人間の美女も圧倒する
ぐらいという説もありました。女郎の漢字が、女性を意味する言葉になったのは平安時代。
女郎とは、貴族の女性(高貴な女性)を表す言葉だったのです。
木と成れり歌垣原の女郎花 沢木欣一
をみなへしをとこへしまた蔓りんだう 細見綾子
どしゃぶりの箱根峠や男郎花 栗田せつ子
放鶏の四五羽が庭に女郎花 武藤光晴
女郎花揺れ合ふ霧の船つき場 岩城のり子
男郎花将門果てしかくれ岩 斎藤八千代
男郎花
波立てて霧来る湖や女郎花 水原秋櫻子
掌にこぼれ五弁仔細に男郎花 富安風生
患者らの朝は声高女郎花 石田波郷
女郎花少しはなれて男郎花 星野立子
昼闇にかたまりやすく女郎花 宇多喜代子
女郎花男もすなる立話 柏岡恵子
サイトから一部資料・写真お借りしています
こんにちは。
秩父へこんこん湧く名水をとりに行きました。
武甲山も描き応えのある名山です。秩父といえば
金子兜太ですね。思いいれのある秩父です。
肝心の句はできませんでしたが。
絵を描く方はただの俳句詠みと違う視線で
物を観ているのでしょうね
私も吟行すぐ句会といったようなのは苦手です
兜太さんは子供たちにも厳しく指導されていた
放送を見たことが有ります