1月 13日

2024-01-13 06:18:18 | Weblog
                            冬苺・寒苺



             本州関東以西から九州に分布するバラ科の常緑つる性低木で
             果実が冬に熟すため、冬の木苺という意味でその名が付けられました




                  



          山歯朶に添へたる赤き冬苺         細見綾子


          春雷句碑蔓ごと供ふ冬苺          栗田やすし


          裏山に轟く沢や冬苺            矢野愛乃


          シャンパンに沈めて赫き冬苺        高柳杜士


          冬苺一粒づつに日のぬくみ         牧 啓子


          いつまでも白き便箋冬苺          渡辺慢房




                 



          波荒れてゆらぐ利島や冬苺         水原秋櫻子


          寒いちご親子四人の匙の音         福永みち子


          冬苺つまむ小さき指ゑくぼ         中村ふみ


          日の力落ちし小藪に冬いちご        神田 岩魚


          思ひつつ草にかがめば寒苺         杉田久女


          冬苺引けば枯山やや動く          野沢節子




                  


                 サイトから一部資料・写真・知識お借りしています               
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1月 12日 | トップ | 1月 14日 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
冬🍓イチゴ (つわぶき)
2024-01-13 21:22:05
俳句から 以前は食していたのですね
形は 金平糖の如しですね~
今は ハウスで盛んに採れる状況ですが
その昔は 自然を直に・・ ということですね
良い時代に生きている事に感謝です
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事