日脚伸ぶ
冬から春へ少しずつ日が長くなること。一月も終わりの頃から、日が長くなったなあという感慨に
とらわれることがある。冬木の芽もしだいにふくらみ、春が近いことを感じる。
(晩冬の季語)
子が居りて花欲し日脚僅か伸ぶ 細見綾子
自転車の弾く小石や日脚伸ぶ 河原地英武
酢の蔵の小さき天窓日脚伸ぶ 伊藤範子
平積みの古書の埃や日脚伸ぶ 中野一灯
日脚伸ぶ船頭小屋に大き鍋 市江律子
日脚伸ぶ縁に荷を解く薬売り 篠田法子
ここにまた吾子の鉛筆日脚伸ぶ 中村汀女
日脚伸ぶ殊に港の浜通り 松本たかし
かくれんぼ隠れ上手に日脚伸ぶ 丸野 紀子
すわりても立ちても日脚伸びにけり 久保田万太郎
ほこり払ふ航海日誌日脚伸ぶ 小池文子
日脚伸ぶ卓に就職情報誌 山本ふく子
( 写真は上から姫踊子草・せりばおうれん・だんこうばい・すはま草 )
サイトから一部資料・写真・知識お借りしています
冬から春へ少しずつ日が長くなること。一月も終わりの頃から、日が長くなったなあという感慨に
とらわれることがある。冬木の芽もしだいにふくらみ、春が近いことを感じる。
(晩冬の季語)
子が居りて花欲し日脚僅か伸ぶ 細見綾子
自転車の弾く小石や日脚伸ぶ 河原地英武
酢の蔵の小さき天窓日脚伸ぶ 伊藤範子
平積みの古書の埃や日脚伸ぶ 中野一灯
日脚伸ぶ船頭小屋に大き鍋 市江律子
日脚伸ぶ縁に荷を解く薬売り 篠田法子
ここにまた吾子の鉛筆日脚伸ぶ 中村汀女
日脚伸ぶ殊に港の浜通り 松本たかし
かくれんぼ隠れ上手に日脚伸ぶ 丸野 紀子
すわりても立ちても日脚伸びにけり 久保田万太郎
ほこり払ふ航海日誌日脚伸ぶ 小池文子
日脚伸ぶ卓に就職情報誌 山本ふく子
( 写真は上から姫踊子草・せりばおうれん・だんこうばい・すはま草 )
サイトから一部資料・写真・知識お借りしています
私は子供のころ含めて父の田舎へ7~8度行っていますが冬は2回くらい 県内で白鳥を見たことがありません
冬は雪深くて叔母が温泉に連れて行ってくれました
逆に関東の飛来地を俳句仲間と訪ねました
今年は暖かくて帰るのも早まったのでしょうか
日脚が伸びたことを 本当に実感しています。
雪も無く、例年なら3月に白鳥が帰る途中に
田んぼを埋め尽くすようにいるのですが
前から、田んぼにいます。もう,帰る途中なんでしょう。
早すぎるなぁと思いながら、白鳥さんを見ています。