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4月 16日

2025-04-16 05:53:49 | Weblog

                            著莪の花・花著莪・姫著莪

 

 

 

             著莪=シャガ(射干)は、コチョウバナ(胡蝶花)とも呼ばれ、4月ごろから、白地に紫と黄の

             きれいな模様の花を咲かせる一日花です。古い時代に、中国から帰化したアヤメ科の常緑多年草です。

             著莪は日本固有種の植物で、古代帰化植物なのです。

 

 

 

               

 

 

 

          著莪の花涼しさを知るはじめなり          細見綾子 

 

          著莪咲くや川音響く塩の道             岸本典子

 

          山寺のくづれし土塀著莪の花            水野時子

 

          浄智寺の磴の湿りや著莪の花            武藤光晴

 

          絵付場の玻璃うつ雨や著莪の花           伊藤範子

 

          滝壺へ降りて明るし著莪の花            大島知津

 

 

 

                     

 

 

 

          紫の斑の仏めく著莪の花              高浜虚子

 

          著莪の花旅の日焼のいさぎよし           福永耕二

 

          童仏十万睦ぶ著莪の花               能村登四郎

 

          伊勢講の女一人や著莪の雨             加藤耕子

 

          都にも隠れみちあり著莪の花            鷲谷七菜子

 

          昼ひとり鍵して病めり著莪の花           岡田 和子

 

 

 

                

 

             姫著莪=著莪の花の様な姿にも見え、一まわり小ぶりの薄紫の花をつける

             (あやめ科あやめ属)著莪とはちがう植物です 花期は著莪とは約一か月遅れて5~6月

             葉が枯れる多年

 

 

 

          姫著莪の花に墨する朝かな             杉田久女

 

          秀次の墓みち著莪も姫著莪も            粟津松彩子

 

 

 

                     

 

 

 

                     サイトから一部資料・写真お借りしています 

    

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