8月 9日

2024-08-09 06:24:06 | Weblog

                      赤のまま・赤のまんま・犬蓼の花・蓼の花

 

 

 

 

                  (穂蓼・桜蓼・大犬蓼・蓼の穂、穂蓼、蓼紅葉、ままこのしりぬぐい)

 

 

 

                

 

 

 

          赤ままの花の濃くして去り難し         細見綾子

 

          赤のまま慰霊の丘に吹かれをり         下里美恵子

 

          花蓼や水凹ませて風渡る            矢野孝子

 

          赤まんま子供神輿の通る径           武藤光晴

 

          恋成就願ふ陽石たでの花            金田義子

 

          ままごとのひとりあそびや赤のまま       菊山静枝

 

 

 

                     

 

 

 

          犬蓼の花くふ馬や茶の煙            正岡子規

 

          兄弟の網うち習う赤のまま           長谷川かな女

 

          子に低く傘さしかくる蓼の花          林 翔

 

          赤まんま留守番の子の指しやぶり        島  汀子

 

          山の田は作らず売らず赤まんま         影島智子

 

          料理屋に隣れば赤き穂蓼かな          河東碧梧桐

 

 

 

                

 

 

 

                サイトから一部資料・写真お借りしています   

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする