6月 3日

2024-06-03 05:02:54 | Weblog
                       目高・緋目高・白目高・目高捕り





                




          赤目高針のごとき子生れたり           細見綾子


          石臼の目高に足せり日向水            栗田やすし


          大甕は唐三彩や目高棲む             国枝隆生


          朝市やペットボトルに目高売る          奥山ひろ子


          塵のごと浮き沈みせり目高の子          沢田充子


          石臼に目高遊ばせ蕎麦処             後藤邦代





                




          一ひらの花にあつまる目高哉           正岡子規


          めだか散り少しは見ゆる池の底          桂 信子


          目高孵る塵のごときが飛びちがひ         野澤節子


          初目高二つの影の始めより            百合山羽公


          緋目高と思ひてゐたりあらし山          岡井省二


          一時に目高が向きを変へし水           後藤比奈夫





                




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