4月 7日

2024-04-07 05:37:30 | Weblog
                         著莪の花・花著莪・姫著莪




             著莪=シャガ(射干)は、コチョウバナ(胡蝶花)とも呼ばれ、4月ごろから、白地に紫と黄のきれいな
             模様の花を咲かせる一日花です。古い時代に、中国から帰化したアヤメ科の常緑多年草です。
             著莪は日本固有種の植物で、古代帰化植物です。




                




          著莪の花涼しさを知るはじめなり          細見綾子 


          著莪咲くや川音響く塩の道             岸本典子


          絵付場の玻璃うつ雨や著莪の花           伊藤範子


          花著莪や古墳に著き獣道              熊澤和代


          浄智寺の磴の湿りや著莪の花            武藤光晴


          花著莪に沈む小ぶりの羅漢佛            巽 恵津子





                




          紫の斑の仏めく著莪の花              高浜虚子


          著莪の花旅の日焼のいさぎよし           福永耕二


          雀の墓かくれてしまひ著莪の花           中山純子


          庭山や薪積みたる著莪の中             松本たかし


          姫著莪の花に墨する朝かな             杉田久女


          秀次の墓みち著莪も姫著莪も            粟津松彩子





                


             姫著莪=著莪の花の様な姿にも見え、一まわり小ぶりの薄紫の花をつける
             (あやめ科あやめ属)著莪とはちがう植物です 花期は著莪とは約一か月遅れて5~6月
             葉が枯れる多年草




                




                  サイトから一部資料・写真・知識お借りしています       
                
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする