( 甘茶の花・六月 )
六月の女すわれる荒筵 石田波郷
六月やロ中の香の薄荷糖 石塚友二
雨にぬれ甘茶の花は眠るごと 田中冬二
裏返りては花了ふる甘茶かな 手塚美佐
どうどうと山雨が嬲る山紫陽花 長谷川かな女
雨粛と山紫陽花の魂あをむ 草薙勇一
独り言
甘茶の花,別名小甘茶が咲き出した。山紫陽花の変種という
この葉を乾燥させて煮出したものが花祭りの甘茶。生の葉っぱはただ苦いだけでした。
いよいよ六月。先月は鎌倉・江ノ島の鍛錬会 伊吹嶺の名古屋のお仲間、静岡のお仲間
誌面で知ったお名前もいざお会いして、改めて毎月のお句を拝見する楽しみができた
やはり俳句は句座に限る
あいかわらず仕事は多忙を極める、そこに母の体調不良と幼馴染の急逝
とうとう所属の句会を無断欠席。 Mさんごめんなさい。