4月28日

2007-04-28 00:21:45 | Weblog

    (山躑躅  館林つつじが丘公園)


   山つつじ緋のトンネルの先も燃ゆ  


   つつじ燃ゆ花袋の愛でし浅茅沼 


   咲きつくす躑躅の径のなほ細る


   焔とも隼人の血とも山躑躅


      この山の火元となりし大躑躅


自然の中の躑躅は見事だった。
急遽、参加をお願いした吟行会は館林のつつじが丘公園
その色彩、木々の大きさに圧倒されたのは初めてのことで
詠もうとしても我ながらそらぞらしい拙さの句になってしまう
私だけかもしれないが、自分の目線以下の自然の変化には
寛容となれるが、それを超えて圧倒されはじめると落ち着か
なくなる。興奮とはちがう何かを感じ始める、
桜がどんなに満開の大樹であってもそれは感じた事のない
感覚で、この緋の色の大景を受け入れることは容易ではない
それほど自分が日頃保身になっている事を知ることとなる。


   

コメント
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