俳句と俳画

2005-11-17 18:26:01 | Weblog
      紅葉の平均日が温暖化で遅れてきているらしい

 私の描いているのは俳画ではなくなんでしょうね。
 
 俳画となると決まり事が3つほど有るそうで・・・
 ①省筆(筆数を少なくして,単体を主題にする)
 ②淡彩(色彩を少なくして淡い色にする)
 ③余白(余白部分を多くして空間の広がりを持つ、句を書き込む為にも)
 

 昔々,蕪村さんが「俳諧物の草画」と言った時代にはそんな決まりごとなど
 無く「仏画、大和絵,南画」などに属さない、簡素で稚拙で素朴な略画的な
 ものをさしていたそうですが、「草画は磊落がよい」とも言ってます。
 「磊落」・・早い話が「下手が良い」と」解釈しております。

 ある人が俳画はどこか必ず未完成なところ、省略がいるとこは俳句と通じる。
 と言ってました。
 私にとっては、銭湯の絵のような、何だかいいなぁ~がいいと思っています。
 最近になって、連句の付けみたいな関係がいいと感じてきてます。
 つまり句と絵が付き過ぎても離れすぎてもよろしくない。もしお互いが
 引き立てあえば「しめたもの!」でしょうか?ね。

 「私は絵が下手だから・・」と仰らずにぜひお試しください。
 最後の手段は写画(写真に句を書く)というのもあります。参考までに。


      ころころの今日の俳句


        画仙紙の黄葉いそぐ滲みかな


      ころころの独り言


  あちこちで忘年会のお誘いが入る、全部出るわけにも,欠席するわけにも
  いかないし。5回まで絞らなくては・・・


      ころころのお気に入り


         この村の人は猿なり冬木だち 蕪村
 



コメント (3)
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