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チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

メガムンドゥン柄バッグ製作

2012-08-01 07:33:56 | バティック関連記事

あっという間に8月に突入しました。断食月も3分の1を経過、モールのお洋服売り場などは午後以降は大混雑しています。

職人さんのプレゼント用にコーヒーミックスのパッケージでバッグを作る計画を立てましたが、材料不足で作戦変更。メガムンドゥン柄のミニトートを作ることにしました。

メガムンドゥン(Mega Mendung。雨雲)はチレボンのバティックで一番有名な文様です。うちのは私がいい加減に描いているのと雲の上にペンギンとか余計なものが乗っているので、正しいメガムンドゥンは師匠・カトゥラさんのサイトを参考にしてください。力強い、チレボンらしい文様です。

http://sanggarbatikkatura.com/classic/collection.html

さて、こちらに変更しました。型紙、下絵、、見本。急げ~!まずは、下絵を別の生地に鉛筆でトレースしてからイセン。↓

イセンを施してから白く残す部分をテンボック(伏せる)していきます。↓

細いチャンティンを使って輪郭を取り、中央の大きな部分は筆状の道具でバッチリ伏せます。↓

「時間がないからイセンは控えめに」と言っても、細かく描きこんでしまう職人さん・・・・・

テンボック終了。これから染めに入ります。↓

まずは青系のグラデーション。染める→乾かす→伏せる→染めるの繰り返し。↓

青に染めてから、乾かしているところ。染めは1日1回が限度。↓

げー、通常の製品用の布がほとんどないよっ!

1回目の蝋落としをしました。青の濃淡グラデーションが完成↓

白く残した部分を赤く染めるために、模様部分を全て伏せていきます。↓

伏せ、終了(青息吐息)。↓

赤に染めてから蝋落とししました。↓

この赤が曲者で、染まりが悪いんですよねー。天然染料かけたり、黄色の染浴に突っ込んでみたり大騒ぎ。

今朝の時点で15枚確認。↓

この倍は必要だ、、、職人さん、がんばれ!

バッグは職人さんのお名前入り。これも自分達で描かせる(鬼)。↓

自分の名前のほか、子供や姪っ子の名前を描いている人もいるようですが、ウィジャ、このスヌーピーって何?↓

レバラン前に仕上がるよう、がんばってもらいまーす。

 

        


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