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チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

もうすぐクリスマス

2007-12-23 20:40:06 | インドネシアの風物詩


Idul Adhaから週末へ、そして25日がクリスマス(祝日)なので大型連休のようなインドネシア。チレボンの街も帰省中の人が多いのか、なんとなく賑やかです。

明日がクリスマスイブということで、街中にある様々な教会で今夕はミサがあるとのこと。パチェ工房も運転手君と鳥担当のおっさん(年下!ガチョーン)がキリスト教なので午後からミサに出かけています。運転手君はめったに教会に行かないカトリック。おっさんのほうはプロテスタント(宗派不明)、こちらは毎週教会に行く熱心な信者です。

今年は友人への贈り物は新しく出来たOrientalというベーカリーのケーキにしてみました。25cmのホールで135000ルピアです。ケーキの台はSurabayaと呼ばれる卵味とチョコレート味の2層のレイヤーケーキとのことです。安いからか、おいしいからか、わかりませんけれど、すごい人気でした。今度、バースディケーキ試してみよう。







灯油危機は続く

2007-12-22 00:45:02 | インドネシアの風物詩


犠牲祭もやっと終わり、ヤギ肉のにおいも抜けたところ・・・。灯油はますます品薄になっているようで、ここのところ毎朝、「灯油がない~、どうしよう~!」と騒ぐお手伝いさんの声で目が覚めます。

そこで、何故か朝4時半に出勤してくる自転車おじさんの出番。競技自転車の選手だったので、あちこちの路地を走り回りどこかのワルンで灯油を調達してきます。写真(右)はおじさんの若い頃のもの。




Tanggung

2007-12-19 13:50:44 | インドネシアの風物詩


明日はIdul Adha(犠牲祭)。カノマン市場はすごい賑わいでした。足りない赤唐辛子、ココナッツを買いに行ったのですが、値段もここぞとばかりの高値。Acar用のお野菜なども買出しました。

さて、職人さんたち。「レバランハジなので、水曜日から土曜日まで休むから~」ということ。「えー?そんなに休むの?5連休だよ?」と言ったら、「Tanggung・・・」。という答えが返ってきました。「土曜日だけ出るのは中途半端だから・・。」というようなニュアンスでしょうか。「お嬢さんたち、日当なんだよあなたたちの給料は!」、と突っ込みたくなりますがそのあたりはどうでもいいようです。水曜日は半日(日当は一日分支給)、金・土は送迎車は出すので、働きたい人は出勤するということになりました。まあ、例年3日は休んでますね。

写真はジャカルタのセミナーの作品を整理しているところ。小さなものなので、あちこちに散逸してしまい、探すのが大変です。レバランハジの休暇が過ぎたらダッシュかけようと考えています。





牛だらけ

2007-12-16 09:48:13 | インドネシアの風物詩


Idul Adhaが近づいています。今年は20日の木曜日になるようです。この時期、町中にやぎと牛があちこちに出現するので、なにやら頭の中で「ドナドナ」がリピートしてしまいます。子牛じゃあないけどね。

先日、トゥルスミの友人の家に行ったら(バティック工房なのです)、裏庭が牛だらけになっていました。もともと牛肉販売もしているのですが、この時期は犠牲祭用の牛を売るとのことです。1頭9jutaくらいから、とのことでした(11万円くらい?)。東ジャワから運んできたそうです。

パチェ工房では昨日、アニスさんのところでとりあえずヤギ1頭買いました。ヤギは1juta(12500円)です。アラブ系のヤギ肉専門店だけあって、なかなか立派なヤギが揃っていました。







マンゴー狩りは続く

2007-10-31 19:39:17 | インドネシアの風物詩


月曜日、火曜日は曇天でいよいよ本格的雨季かと思っていたら、今日は暑い一日でした。昼間はカラッと晴れて、夜雨が降ってくれると染めもはかどるんですがねぇ。なかなかそううまくはいきません。

さて、カトゥラ師匠の工房のマンゴーの木。2度目の収穫に行ってきました。今回は取りやすい場所の実が少なく、大苦戦。木登り要員に連れて行った男衆を差し置いて、木に登ろうとしているウィジャさんです。椰子の木も登るそうです。恐るべし。うしろで木を見上げているのはカトゥラ師匠。




マンゴーの木のオーナー

2007-10-25 15:13:23 | インドネシアの風物詩


カラカラ天気で、郊外の河川や田圃は干上がっています。雨季はいったいいつくるんでしょうか?長引く乾季には困ったものですが、いいことがひとつ。果物、特に今が盛りのマンゴーが雨にあたらないためおいしい!

トゥルスミのカトゥラ師匠から、「マンゴーの木の権利を買わないか?」と電話があったので、さっそく出かけてきました。大木2本で60万ルピアということです。ただし、その場合は熟している実も、未熟なものも一斉に刈り取ることになるので、持ち主のおばあちゃんと交渉して「熟れたものを段階的にキロ買いする」ということになりました。

「Harumanis(ハルマニス)」と呼ばれているマンゴー。さっぱりした甘みで一番の好物です。とりあえず20kg、熟れたものを購入してきました。写真は大マジでマンゴーを計るコマール、カトゥラさんの奥さん、マンゴーの持ち主のおばあちゃんです。さて、あと何回収穫出来るか?ちなみに自然に落ちた実はカトゥラさんのところの職人さんが食べてる、とのことでした。







Titinちゃん帰還

2007-10-18 18:38:26 | インドネシアの風物詩


アチーです。新品の12kgまで洗える大型洗濯機が西陽に当たって熱~くなってます。簾、買わなきゃー。

待ちに待ったお手伝いさんのTitinちゃん、無事帰還しました(ディスカバリーかっ!)。ああ、良かった。あとはもう一人確保しなければ・・・。現在プカロガンルートで探索中です。

そろそろお金を使い切ってしまったのか、職人さんが「(お休みの間の)自宅仕事ちょーだい!」と現れるようになりました。お休みもあと3日、お米とか職人さん用のおやつなども買っておかなくちゃー・・・と、俄かに現実に引き戻されるこの頃です。街道沿いで甘くておいしいナンカ(ジャックフルーツ)を発見。今日は、とりあえずナンカをおやつにゴロゴロしていようっと。







Pemburu THR

2007-10-10 10:36:01 | インドネシアの風物詩


ついに雨季の到来か?昨日はものすごい雨が降りました。下絵の職人のいる部分の壁が滝のようになり避難する羽目に。ジャワは乾季が長いので、雨季に入るとメンテナンスが必要です。大体、どのあたりが雨漏りするか解ったので休暇中に手を入れておくつもりです。

職人さんはTHR+お洋服一式をゲットして、昨日「うほほーい!」という感じで帰っていきました。これから悩まされるのは「PemburuTHR(THRハンター?)」と呼ばれる、自分から「THR寄越せ!」と迫ってくる人たち。元スタッフ(これは上げます、当然)や知り合いのやくざ、定期的にお金(小銭ですよ)をもらいに来る人たちやベチャ屋さんたちなど。

近所のいつも使っているベチャ屋さんには少しずつ上げているんですが、それを聞きつけた全く知らないベチャ屋も「馴染みのベチャ屋なんだから、わしにもTHRくれ!」って来るんですね。ベチャは街角のそこらじゅうにいるので大変!コマールが「馴染みのベチャだったら、オレが誰だか知っているのか?」と聞いても、「知らない~、でもTHRちょうだい」って・・・。はぁ~、脱力。

だいたい顔が判別出来ないのも問題。いつも使っているのは数人なんでねぇ。駅のKuliみたいに背番号とか、名札とか付けてくれないかな?まあ、レバラン過ぎるとパタッとこなくなります。これもレバランの風物詩か・・・。




THR!

2007-10-07 08:35:14 | インドネシアの風物詩


レバラン1週間前の土曜日、懸案のTHR配布いたしました。お子様イセン職人・ヤニちゃんとシスカちゃんも1年間がんばったので、かなり一人前な金額のボーナスをゲット。うれしそうでした。あとは月曜・火曜と働き、最終日ににお洋服などを貰って休暇に突入です。

土曜日の晩、街のモールや商店街はお買い物客で大混雑でした。今日は職人さんたち、街に繰り出しているはずです。GrageMalやPGCなどのモールに行くそうです。スリなどには気をつけて欲しいですねぇ。