子どもの健康

子どもたちの健やかな成長を願って、子どもに関する小児科医の雑記

夏かぜ・溶連菌感染症など

2009-06-07 22:26:48 | 雑記
これからの時期、夏かぜと総称されるウイルス性感染症が多くなってきます。

熱を主症状とするものや、胃腸症状を伴うもの、
手足口病やヘルパンギーナといった発疹や口内炎など特徴的な所見を伴う様なもの、
俗称プール熱(プールだけに限った訳ではないので誤解を招き易い)と言われるアデノウイルス感染症など、が含まれます。

その他、小学生を中心に溶連菌感染症が増えてきています。
のどの痛みを訴える様な時には特に注意が必要です。

また、4月より保育園・小学校低学年を中心に「おたふくかぜ」も流行っています。

これらの感染症は、大人も罹る可能性があるのでお母さん・お父さん達も注意して下さい。

「おたふく」「水痘」など罹ったことのない場合には、大人になってからも予防注射は出来ますのでご相談下さい。

また、小児では2回接種となっている「麻しん」も、予防接種を受けていないまたは1回しか受けていない大人の方は、接種をお勧めします。