海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.2593 裏打ち、即張り込み

2024-10-23 | 

裏打ち、即貼り込み

書塾受講の皆さんの町民文化祭への出品作、いよいよ裏打ちです。

今回は、時間短縮で裏打ち紙を鳥の子紙にして、裏打ちしたら即パネルに貼り着けました。

先日作ったパネルもきれいにできていたので、問題なく六作の裏打ち、貼り込み作業を一気に終了。

ただ、全紙の裏打ちは一苦労しました。

というのも、やはり自分の家でやるのにはある程度のスペース、広さが必要です。

四畳半ではちょっと狭いですね。

学校の教室でやっていた時とはかなりの違いです。

工夫あるのみ。

何とか、できました。

ホッとしてます。

(自分の作品なら裏打ち失敗してもまた書けば済むことですがね。)


No.2591 パネル・5枚完成

2024-10-18 | 

パネル・5枚完成

No.2589の続きです。

昨日一気に5枚完成。

曇りで、そんなに暑くもなく、外での木工作業にちょうど良かったので、調子にのって一気に作ってしまいました。

サイズは全紙、聯落、半切1/2、半切1/3でした。

ベニヤ板の寸法はちゃんと測りましたが、角材は定規を使わずベニヤ板に現物合わせで。

案外この方が楽にできます。

 


No.2589 パネル作り開始

2024-10-15 | 

パネル作り開始

ここで、一旦自分の作品の表装を後回しにして、書塾の皆さんの作品の為、パネル作り開始しました。

町民文化まで後二週間。

パネル作り、裏打ち、表装、と進むつもりです。

今日は、まず不足分のパネル作りから。

ベニヤ板に寸法を入れて、切り出したところです。

これは、半切1/3、半切1/2、聯落ちのサイズ用。

外での作業ですから、天気を見ながらボチボチです。

 


No.2588 色紙を作る

2024-10-13 | 

色紙を作る

なんじゃ、これ

って感じですね。

掛け軸の天地用の色紙なのですが、昔から使っていた襖用厚紙が販売されなくなったので、前回別のものを使ったのです。

ところが、この紙は張りが弱いのか、数日すると反りが出て来るのです。

少しくらいなら、展示の時にピンで留めればなんとか真っ直ぐを維持できるのですが、…。

かなり反るので、別の紙を探すことにして、この前からいろいろとやっていました。

「ないなら作れ」です。

やっと、張りのある紙を見つけたので、水墨画の半切作で実験しました。

紙袋を解体したあの紙です。

二週間ぶら下げていても、全く反りが出ませんから、これでやってみることにしました。

ただ、色や印刷の文字など、なんとかしなければなりません。

ご覧の様に、上から着色しました。

結構この色塗りにも凝って、三度、色を重ねています。

今、折りシワをとる為に、水張りをしたところです。

さて、どんな仕上がりになるか、楽しみです。


No.2575 簡易小品掛け軸・完成

2024-08-15 | 

簡易小品掛け軸・完成

総裏をしてビー玉で裏摺りをして、後は半月と軸棒です。

今回は、あまり凝らずに、半月と軸棒の端を火で炙って焦がして焼き色を着けるという方法でいきました。

これが一番早くできます。

最後に金具と紐を着けて、簡易掛け軸の完成です。

しなやかというわけにはいきませんでしたが、なんとか軸棒の重みでピンと張っています。

でも、まだまだですね。


No.2574 裏摺りを試みる

2024-08-09 | 

裏摺りを試みる

今までは簡易天地軸だったので、気にしませんでしたが、裏打ちを二度している分、厚くなり、糊でゴアゴアして巻きがうまくいかないと思われます。

そこで、この裏摺りです。

正式な軸装の場合はちゃんと行う作業です。

正しくは数珠の様なものを使うのですが、とりあえずあるもので。

という訳で、ビー玉をまとめて掌で転がしてみることにしました。

はたして、これでしなやかになるのかどうか?

まあ、いつもの様に、ダメ元でやってみるということです。

 


No.2573 軸装(総裏)

2024-08-07 | 

軸装(総裏)

小品ですが、掛け軸を作っています。

軸装の場合、今までは簡易的に、天地(上下)のみに色紙や布を着けるという天地軸でした。

今回は、柱(左右)を着けてちょっと一般的な軸装らしくしてみようと思います。

大きな作では張り台が小さいのでできませんが、これくらいならと、チャレンジです。

裏打ちした作に、柱と天地を糊着けし耳を折り糊着け、そして全部をまた裏打ちしました。

さて、どうなりますか。

(紙軸表装・約12cm✕110cm)

(山頭火の句「炎天のはてもなく蟻の行列」)


No.2572 印三顆

2024-08-05 | 

印三顆

最近受講の三名の方へ、小品の作品のための印を作りました。

三分(約9mm角)の石です。

最近は、印稿を作らずに直に印面に下書きして刻しています。

その方が意外性があっておもしろいことがあります。。

でも、これはあまり変化がなかったようですね。

久しぶりに小さな印を刻しましたが、まだまだ目が見えるので、大丈夫。


No.2568 鉄斎墨で

2024-07-12 | 

鉄斎墨で

久しぶりに鉄斎墨を磨って手紙を書きました。

(最近、「する」といえば版画ばかりしていて「刷る」と使うことが多かったので、「磨る」と入力した時に、ちょっとうれしいかったですね。)

さて、鉄斎墨です。

学生の頃とても高価で、1本買えるお金がなくて、友人と二人で金切鋸で切って半分に分けたことを思い出します。

それからまあ、ちゃんと買えるようになって、それなりに使ってきましたが、最近は青墨系の古墨を使うことが多いので久しぶりの感触です。

こんなに硬かったのか、と端渓硯に当たる感覚、そして音がちょっと新鮮です。

礼状を書くために磨りはじめましたから、そんなに量はいりません。

しかし、この感触を楽しんで少し時間を使いました。

墨色を活かしてあまり濃くせずに揮毫、出来はどうあれ、気持ちよく書けました。