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DIE WOLKE(2006/ドイツ)【DVD】
監督:グレゴール・シュニッツラー
出演:パウラ・カレンベルク/フランツ・ディンダ/ハンス=ラウリン・バイヤーリンク/トマス・ヴラシア/カリーナ・ヴィーゼ/リッキー・ミューラー
レンタル屋さんで一番下の棚においてあった映画。
さすがドイツ映画らしく骨太なつくり!
チェルノブイリ原発事故直後の1987年に発表され、数々の文学賞を受賞したベストセラー小説を映画化したものとか。
ジャンル分けが難しく、社会派+パニックもの+純愛映画かな。
突然の原発事故で混乱をきたす街と、そのなかで強い愛をはぐくんでいく男女の姿を描いた作品。
重いテーマのわりには、希望にあふれた内容でホッとしました。
日本は原発の国でもあるし、被爆国でもある。
他人事ではないっす。。
美しい自然に囲まれた小さな街に住む高校生のハンナ。
母と幼い弟と3人で幸せな毎日を送っていた。
ある日学校で、気になる存在の男の子エルマーと初キスをしてる最中、突然の警報・・・
いつもと変わらない日々だったはずが、このサイレンによりハンナの運命は大きくかわっていく。
![](http://img04.pics.livedoor.com/004/c/9/c96d53b682ae2ce7d923-L.jpg)
原発で放射能漏れの事故が起こり、街は大混乱。
外出中の母親と電話で連絡をとるが、途中とだえてしまう。
ハンナと弟は自転車で逃げますが、道路は車であふれかえり、人間はパニック状態。
![](http://img07.pics.livedoor.com/007/c/e/ce57068506fb5d11f7e3-M.jpg)
途中、ハンナにとって悲しい出来事が起きる。。辛すぎるよ。
リアルすぎて悪夢であってほしいと思った。
そして彼女を襲った黒い雲。
被爆し、生と死のはざまで生きる気力もなくなるハンナ。
ここまでは悲惨な話の連続でやるせなくなり、観るのをやめようと思ったぐらい・・。
が、エルマーが自分を探しにきてくれたのだ!!
ここでちょっと安堵しましたね。
![](http://img05.pics.livedoor.com/005/e/f/ef923073d56d8de2c8c4-L.jpg)
母の行方もわからない、誰も知らない街で、いつ死ぬかわからない自分。
でもエルマーの愛で彼女は立ちなおっていく。
髪は抜け落ちるが、体も徐々に回復し健気に学校に通うハンナ。
ありのままでいたいハンナは帽子もかぶらない。
周りの人間は被爆してる彼女を白い目で見るんだよね。やだねー。
でも彼女は負けないのだ。
ハンナ役のパウラ・カレンベルクが、体当たり演技でひきこまれました。
突然起こった悲劇に真っ向から立ち向かうひとりの女子高校生の姿は、希望を与えてくれました。
はじめはよそよそしかった伯母と一緒に暮らすうち、徐々に打ち解けるようになる部分は、うれしかったな。
見守ってくれる人がいることは、どんなに心強いものか。
みえない雲とはよくいったもので、放射能は目にみえない。
身近な話でもあり、だから恐い。。
エルマー役の俳優さん(フランツ・ディンダ)が、キアヌ・リーヴスを彷佛とさせるのです。笑
ホント、よく似てなあ。
ハンナの弟くんもかわいかったです。
★★★★(5段階☆は0.5)
「みえない雲」公式サイト
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そうそう、フランツ君(っていうの?笑)、キアヌに似てますよね。偽アヌ君って呼んでました。爆
この物語、恋愛モードがないとどうもやりきれませんよね。家族の事故を目の前で見てしまうなんて、私も放射能の雨を浴びたくなってしまうかもです;;
でも、あくまでも希望的なラストには好感が持てました。
パウラちゃんって片方の肺がないのよね…。
放射能の本当の犠牲者だけに迫真に迫ってました。
>偽アヌ君って呼んでました。爆
笑!
ドイツにもキアヌがいたんですねえ。
>家族の事故を目の前で見てしまうなんて、私も放射能の雨を浴びたくなってしまうかもです;;
衝撃的なシーンで、もう痛まし過ぎますよ。
ハンナが雨を浴びたのも、気持ちわかりますね。
でも希望があって、救われました・・・
>パウラちゃんって片方の肺がないのよね…。
>放射能の本当の犠牲者だけに迫真に迫ってました。
そうなのですか!!
やはりチェルノブイリですか・・・体を張った演技にひきこまれましたね。
放射能は何百年も地中に残るとか聞きました。
他人事ではない話ですよね。
うはぁ~、これ凄そう!・・題材は恐い
キノコ雲とか、頭の毛が抜け落ちる・・(-_-)
でも、優しい物語みたいですね。
これ、見たいです。探してみよっと!
題名をいい加減に覚えていたせいもあるんだけど
見つからないのよ~。
見つけたら、観ますね!
キアヌに似てるのか~。
予告観て、「ちょっとイケメンが出てる、むふっ」って思ってました。
やはり、いつもヨコシマな私です(^0^;)
ある日突然の災難で、人生が変わってしまうことって
痛ましいことだし、辛すぎます。。
放射能汚染は目に見えないから、余計に恐怖を感じますよ。
でもね、希望のあるラストなので後味はいいですよ!
これ、棚の一番下の隅っこにあったのです・・・
私が観たDVDのジャケットはもろ放射線マークでした。。
フランツ君は、ほんとにキアヌに似てるのよ。笑
弟でも通じるかもなあ。
無口な役柄も、なんかキアヌっぽい?
だけど、予告でいいところ全部見せすぎ?
弟が轢かれるシーンも、まんま予告にあったし・・・って事は、描きたいのは後半のエルマーとの純愛パートなのかもしれないですね^^
キスもした事ない男が(寸でのところで事故が起きたので^^)自分も被爆するかもしれないのに、探して訪ねてくるかな・・・と有り得ない気持ちが強く、どうせならいっその事1年ぐらい付き合ってた仲にしておけば自然なのに。と思いました。
あの雲がたちこめ、町中がパニックになるシーンは圧巻でしたね。怖くなりました
お風邪は治られたかな?
コメントありがとねー。
>弟が轢かれるシーンも、まんま予告にあったし・・・って事は、描きたいのは後半のエルマーとの純愛パートなのかもしれないですね^^
予告編にあったの???
それは反則かも。。。
後半の恋愛部分は、ちょっとベタすぎたよね。
確かに変とは変だけど(苦笑)
危機的状況の中、お互いひとりぼっちの若い二人が燃えあがるのは、まあ仕方ないかなあと・・・
黒い雲はほんとに恐かった。映像的にもよくつくられてありました。
でも弟くんがほんとに哀れで。。
いつもコメントありがとう!
私の地域では公開されたどうかも知らず・・・・
やっていても、たぶん短期だろうなあ。
地味な存在ですけど、なかなか力作でしたよね。
ホント、多くの人に観てもらいたい映画ですよね。