市民が参加する裁判員制度のスタートが来年の5月21日からという。最高裁の調査では、なお大半の人が参加に消極的というが、無理もない。
証拠や証人を吟味して「過去」を「現在において認識」する難題で、しかも対象は重大事件。死刑を決める立場にもなりえるのだから、心の負担は大きい。
死刑の次に重いのは無期懲役だが、平均25年ほどで仮釈放になっているという。数列なら15,20,25ときて、いきなり∞に飛ぶようなものだ。
二つの隣り合う罰の間にはとてつもない落差がある。そのどちらかしか選べないという場面もくるのだから、あまりに酷だ。
証拠や証人を吟味して「過去」を「現在において認識」する難題で、しかも対象は重大事件。死刑を決める立場にもなりえるのだから、心の負担は大きい。
死刑の次に重いのは無期懲役だが、平均25年ほどで仮釈放になっているという。数列なら15,20,25ときて、いきなり∞に飛ぶようなものだ。
二つの隣り合う罰の間にはとてつもない落差がある。そのどちらかしか選べないという場面もくるのだから、あまりに酷だ。