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スペースシャトル

2008-03-17 06:44:22 | Weblog
高度4百キロを飛行中のスペースシャトル「エンデバー」が昨日、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングに成功した。

そこには、焼きとり、そば、うどんなど、湯で戻して食べる日本風宇宙食を携えた宇宙飛行士、土井隆雄さんもいる。

任務は宇宙に日本の「家」をつくること。ISSに増築する格好で設ける実験棟「きぼう」。土井さんは、保管室を取り付ける。

「家」は、今後2度のミッションを経て来春、完成予定だが、実は「きぼう」に満ちあふれた話ばかりではない。

スペースシャトルの打ち上げが2010年で終わるため、日本は以後、人はロシアの宇宙船で、物は独自の輸送船HTVで運ぶ計画だが、この船打ち上げロケットも含め、まだ開発中だそうだ。

さらに、主導権を握る米国が消極的になっていて、ISS自体の運用が2015年以降は未定のままなのである。

日本としては最終的に1兆円もつぎ込むわけで、それに見合う成果が出るかどうか不安も残る。

ISSは肉眼で見える。宇宙開発機構のサイトなどで観測可能な時間が分るそうだ。