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老人力

2008-09-18 07:08:35 | Weblog
毎年いくつもの新語や流行語が誕生しては、忘れられていく、それでも世の中に定着していく言葉がないわけでない。

作家赤瀬川原平さんによる新語で、著書の題名にもなっている「老人力」は代表的だろう。「老人」と「力」という意外な言葉の組み合わせ耳目を集め、「日本新語・流行語大賞」のベストテンに入ったのは10年前。

「○○力」という未知の力が、数え切れないほど生み出されるようにもなった。それにしても言葉とは定着すればするほど、使い方があれるものなのか。

老人力の場合は「まだまだ若いものには負けませんよ」という類の頑張りにまで、適用されたという。

本来の意味は、加齢による衰えをマイナスと考えず、新たな力が付いてきたと積極的に評価することにある。

だから衰えていくことに抵抗する行為は、老人力と異なる。物忘れがひどくなってきても悲観することはない。忘却力がついたと思えばいい。

これは老人力になる。嫌なことや不要なことを忘れていくなら、確かに悪いことではない、その分、新しい知識や情報を自分のものにできるかもしれない。

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