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高校入試

2011-03-11 12:46:28 | Weblog
公立高校の入試本番である。真剣な場で笑いのタネを拾うのは不謹慎だろうが、広島での「珍事」には驚いた。

国語の試験で漢字の「投」の書き取り問題が出た。が、あろうことか、受験生が座った椅子に「椅子を投げないよいに」という注意書きのラベルが貼られていた。

目の前に答えがぶら下がっていたというお粗末である。携帯電話によるカンニング騒動の矢先である。そっちばかり注意が向き、椅子に目が届かなかった。

木を見て森を見ず。こんな過ちは誰にでもある。さほど目くじらを立てることもあるまい。驚きが、もう一つある。高校入試に「投」の書き取りとは、随分やさしい出題ではないか。

投手、投書、投資など、身近にあふれる文字である。当節、漢字力はこれほど衰えてしまったか。ため息が出そうになったが、わが身を思うと偉そうなことは言えない。

読めるが書けないという漢字が増殖中である。パソコンや携帯電話は、便利な暮らしの相棒である。相棒は驚くほど賢い。その賢さに、どんどん磨きが掛る。挙げ句、当節の15歳は「投」の書き取りに挑む。取扱注意の相棒である。

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