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聖火

2008-04-28 07:45:33 | Weblog
1998年2月の長野五輪の最終聖火ランナー、クリス・ムーンさんだった。英国の対人地雷禁止運動家で、その3年前、モザンビークでボランティアとして地雷の除去活動中に手足の一部を失った。

自分が担当し、大丈夫だと判断した地域でのことだった。地雷を一つでも多く減らしていきたい。この思いを国際社会に訴えるため、義足でマラソンを続けていると聖火ランナーの話が舞い込んだ。

日本側には開会式を「平和を発信する最高の機会に」という思いがあった。演出は成功したといえる。ムーンさんは自著「地雷と聖火」に子どもたちが「平和そのもの」に思えたと書き留めている。

昨日の長野市内での北京五輪の聖火リレーは、10年前の感動の記憶をかき消すかのようだった。

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