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サッカー

2012-04-14 08:01:14 | Weblog
イタリヤのサッカー一部リーグ(セリエA)の昨季の試合で八百長に関与したとして、自陣ゴールに球を入れるオウンゴールをした選手が先日逮捕された。

報道によると、所属チームは二部降格が決定、相手チームは一部残留がかかっていた。報酬は約2千万円に上るという。動画を見る限り、シュートのクリヤミスにも見えるが、その裏では大金が動いていた。

日本の政治に目を転じると、オウンゴールの連続だ。そもそも、政権交代も民主党の政策への支持というより、自民党への不満のマグマが爆発したオウンゴール感が強かった。

橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会期待する声が強いのも、オウンゴールで失点を繰り返す民主党への失望だろう。正統性に疑問符がつく三人目の首相は、マニフェストにもない消費税増税に「命をかける」と意気込むが、法案提出前に国民に信を問う勇気はない。

首相を背後から操る財務官僚は胸に手をあてて考えてほしい。日本の財務をここまで悪化させた自らの責任のことである。政権と二人三脚で財政のかじ取りをしてきた財務官僚の反省の弁を一度も聞いたことはない。

せめて、戦後、政権与党とともに政策決定に深く関与してきた過ちの原因を誠実に検証して、国民に許しを請うべきだろう。それもせずに、今後もプレーを続けるつもりなら、八百長のそしりは免れない。間逃れない

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