国会議員に二世、三世、いわゆる世襲議員が、確かに多い。小沢代表はじめ民主党にもいるが、特には自民党だ。
最近の総裁、つまり首相がその象徴だろう、安倍、福田、麻生と三代も続いたのを見れば、そそっかしい外国人なら、日本ではもう父や祖父に首相経験者がいない限り、そのポストには就けないことになったと勘違いするかもしれない。
従って麻生内閣が、閣僚の過半が世襲議員だとしてもそうは驚かない。だが小泉元首相の決断は少々意外だった。
政界引退を決めたことより、次男を後継者にするという話が、である。もっとも、自身も閣僚経験者の父と祖父を持つ立派な世襲者である。
「自民党をぶっ壊す」と威勢がよかったが、こういう“党風”は大事に守る気なのだろう。無論、世襲議員も有権者が選んだことは間違いない。
だが政治の「家業化」にはさすがに辟易(へきえき)、と言う空気が強まっているのも確かだろう。
最近の総裁、つまり首相がその象徴だろう、安倍、福田、麻生と三代も続いたのを見れば、そそっかしい外国人なら、日本ではもう父や祖父に首相経験者がいない限り、そのポストには就けないことになったと勘違いするかもしれない。
従って麻生内閣が、閣僚の過半が世襲議員だとしてもそうは驚かない。だが小泉元首相の決断は少々意外だった。
政界引退を決めたことより、次男を後継者にするという話が、である。もっとも、自身も閣僚経験者の父と祖父を持つ立派な世襲者である。
「自民党をぶっ壊す」と威勢がよかったが、こういう“党風”は大事に守る気なのだろう。無論、世襲議員も有権者が選んだことは間違いない。
だが政治の「家業化」にはさすがに辟易(へきえき)、と言う空気が強まっているのも確かだろう。
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