病気や事故で遺児となった子らの進学を支える「あしながが学生募金」が始まった。学生らが全国約3百カ所で街頭に立つのだ。
募金事務局次長で愛知県の大学2年生、木庭俊一さん(20)は中学2年の時に父親ががんで亡くした。
母親が働いて生活を支えたが、かけは厳しく、奨学金のお陰で進学を果たせた。今はバイトもしながら、美術館の学芸員になる夢を目指している。
一方、親の負担を考え、夢をあきらめざるを得なかった同じ境遇の後輩もたくさん見てきたという。
それが「悔しくてならなかった」。状況を少しでも変えたいと、彼は募金箱を抱える。困窮する家庭は増加の一途のようだ。
「あしなが育英会」によると、今年の奨学金貸与額は8年前から10億円増えて23億円に上がりそうだという。子どもらの未来への羽ばたきを手助けできればと思う。
募金事務局次長で愛知県の大学2年生、木庭俊一さん(20)は中学2年の時に父親ががんで亡くした。
母親が働いて生活を支えたが、かけは厳しく、奨学金のお陰で進学を果たせた。今はバイトもしながら、美術館の学芸員になる夢を目指している。
一方、親の負担を考え、夢をあきらめざるを得なかった同じ境遇の後輩もたくさん見てきたという。
それが「悔しくてならなかった」。状況を少しでも変えたいと、彼は募金箱を抱える。困窮する家庭は増加の一途のようだ。
「あしなが育英会」によると、今年の奨学金貸与額は8年前から10億円増えて23億円に上がりそうだという。子どもらの未来への羽ばたきを手助けできればと思う。